「時間は未来から流れてくる」未来思考のつくり方②

思考の時間軸を変える方法

エナジーカウンセラー/パーソナルコーチのMASAMICHI FUKUSAKAです。

 

前回のブログ「『時間は未来から流れてくる』未来思考のつくり方①」で、コーチングでは「時間は未来から現在、そして過去に流れている」未来思考の時間の流れを取り入れているという話しをしました。

さらに、過去思考では自分を変えていくことが難しいということも書きました。

 

前回に引き続き今回も同じテーマで進めていきます。

前回の最後に予告したとおり、今回は見逃したら後悔必須の超絶役に立つ内容でお届けします!

「時間は未来から流れてくる」未来思考のつくり方

時間の流れというのは人それぞれのものの見方、どのように物事をとらえているかということです。

その人が思考の軸をどこにもってきているかということ。

 

過去の記憶が思考の軸であれば過去思考(過去志向)

未来の記憶が思考の軸であれば未来思考(未来志向)

 

過去思考の時間の流れ 過去➡現在➡未来

未来思考の時間の流れ 過去⬅現在⬅過去

 

で、前回のブログで書きましたが、過去思考では今までの経験から自分の能力やできることを導き出すので自分で自分の限界を限定してしまうため、コーチングで言うところの「現状の外側にゴールを設定していく」のは難しいものがあります。自分のコンフォートゾーン内の現状の最適化のゴールしか見えてこないので、自分を成長させていく必要もありません。

未来思考

未来思考では、自分の能力や過去の経験は関係なく「自分の叶えたい夢」「理想の自分の姿」をゴールに設定します。

 

そして未来の自分の姿を臨場感を持ってありありと想像することでゴールの世界のリアリティがつくられ、過去の記憶の臨場感よりも未来の記憶の臨場感の方を強くすることによってゴールを達成していくのが、未来思考を使うコーチングの手法になります。

ゴール達成のメカニズムについては以前のブログを参考にしていただくとして、ここでは時間の流れについて説明をしていきます。

 

多くの人は、過去の記憶や行動から今の自分ができ、今の自分の行動から未来の自分ができるという過去思考の時間の流れの考え方を当たり前だと認識しています。

 

だから未来思考には馴染みがありません。

馴染みがないことを、コーチングはゴール思考だから未来思考してみてと言われても、やった経験がないと臨場感もわいてきません。

 

それゆえ頭ではわかっているけど、実際には使えていないパターンに陥りやすくなります。

では、どうしたらいいのか?

「時間は未来から流れてくる」未来思考にする方法

未来思考に臨場感を持つ方法です。

 

過去思考の時間の流れ 過去➡現在➡未来

未来思考の時間の流れ 過去⬅現在⬅未来

 

上にある過去思考の時間の流れの中で未来思考に変えやすい部分があります。

それはこの部分です。

 

過去思考の時間の流れ 過去➡現在
未来思考の時間の流れ 過去⬅現在 

 

なぜなら、未来には臨場感を持ちにくい人であっても、今いる現在や経験した過去には臨場感を持つことができるからです。

だからまずは徹底的に「過去⬅現在」この流れをつくっていきます。

 

実はこの流れ 過去⬅現在 をあなたの中につくることであなたの思考の時間軸が変わっていきます。

どういうことかを水の流れに例えて言うと、現在から過去へ水の流れができていると、自然に未来にある水が現在へと流れて入ってくるようになる感じです。

「自分の課題を簡単に見つける方法」が未来思考をつくる

もう少し具体的な方法で説明します。

 

前々回のブログ「自分の課題を簡単に見つける方法」の中で、簡単に自分の課題を見つける方法として

「1年前の自分に今の自分がアドバイスするとしたら、どんなアドバイスをしますか?」

「夜寝る前に今朝の自分をイメージして、今朝の自分にどんなアドバイスをするか考える」

この2つの方法を説明しました。

 

実はこの課題を見つける2つの方法は、課題を見つけるだけでなく「過去⬅現在」の時間の流れを自分の中につくるワークでもあるのです。

 

「1年前の自分に今の自分がアドバイスするとしたら、どんなアドバイスをしますか?」

「夜寝る前に今朝の自分をイメージして、今朝の自分にどんなアドバイスをするか考える」

この2つのワークは、いずれも現在の自分が過去の自分を見ています。

 

そしてこのワークをする時にあなたは何を想像しているでしょうか。

勘のいい人はおわかりでしょう。

 

そうです、あなたがなりたい理想の自分、こうありたいと思う理想の自分です。

このワークでは現在から過去を見ているのに、自然と未来の自分の姿が入ってくるのです。

 

ワークを始めた最初の頃は、まだ流れがスムースにいっていないため、未来の自分の姿はおぼろげかもしれませんが、このワークを続けていくことで未来からどんどん具体的な気付きやアイデアが流れてくるようになります。

 

そうなるとだんだん未来の理想の自分ややりたいことが臨場感をもって想像できるようになり、「過去⬅現在」が「過去⬅現在⬅未来」となり完全に未来思考に変わっていきます。

そして未来の臨場感を持ってありありと想像することで、未来の自分が今の自分にアドバイス出来るようになってくるのです。

 

夢を叶えやすい人は、未来から自分を見ている人。

夢を叶えやすい人は、自分が未来に行っちゃっている人。

これがコーチングのゴール思考です。

 

 

「1年前の自分に今の自分がアドバイスするとしたら、どんなアドバイスをしますか?」

「夜寝る前に今朝の自分をイメージして、今朝の自分にどんなアドバイスをするか考える」

 

「やりたいことが見つからない」「ゴールに臨場感を持つことができない」「未来から現在に時間が流れることがよく理解できない」

もしあなたにそんな悩みがあるならば、夢をどんどん叶えられる未来思考になるために、まずはこの2つのワークで課題を見つけながら「過去⬅現在」の思考の流れをつくっていくことから始めてみましょう。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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