「時間は未来から流れてくる」未来思考のつくり方①

時間は未来から現在に流れてくるの?

エナジーカウンセラー/パーソナルコーチのMASAMICHI FUKUSAKAです。

 

コーチングで使われる時間の流れの概念で、「時間は未来から現在、そして過去に流れている」という考えがあります。

脳機能学者の苫米地英人さんが、何冊かの著書でこの考えを書かれているので知っている人もいると思います。

 

未来志向でゴールを達成していくには、この未来から流れてくる時間の流れの概念を自分の中に取り込むことがとても大切です。

今回は「時間は未来から流れてくる未来志向の作り方」と題して、時間の流れについてわかりやすく説明していきます。

過去思考と未来思考

世間の常識として考えられている時間の流れのとらえ方は、「時間は過去から現在、そして未来に流れていく」という過去思考(過去志向)の考え方です。

未来思考(未来志向)は「時間は未来から現在、そして過去に流れている」とらえ方です。

 

過去思考の時間の流れ 過去⇒現在⇒未来

未来思考の時間の流れ 未来⇒現在⇒過去

 

この2つはどっちが正しくどっちが間違っているということはありません。

過去思考は過去を基準に考え、未来思考は未来を基準に考えるということ。

ただ、とらえ方が違うだけで両方持っていてかまいません。

過去思考が多い理由

過去思考と未来志向の2つのうち、私たちの多くが当たり前のように認識しているのは過去思考です。

なぜなら過去思考はとてもわかりやすいからです。

 

過去思考は、自分が昔していた行動や記憶が今の自分をつくり、今の自分の行動が未来の自分をつくるという考え方。

この過去思考がわかりやすいのは、過去に自分がしていた記憶に臨場感があるからです。

自分が今までに実際体験してきたことがベースになるので、多くの人が過去思考で生きているのもうなずけます。

過去思考では現状の外側のゴール達成は難しい

僕は別に過去思考を否定はしませんし過去の記憶も大事だと思っているので、皆さんにも自分自身の過去思考を否定してほしくはないのですが、コーチングで言うところの現状の外側にあるゴールの設定、またはゴールの達成には過去思考だけで進んでいくにはなかなか難しい部分があります。

 

なぜなら、過去思考では過去の記憶の臨場感が強いため、今までの自分がしてきたこと、できたことを基準に、これからの自分のすること、できることを考え実行していきます。

ようは、過去思考でゴール設定するということは、今までの経験から自分の能力や限界値を測定しその範囲を超えない目標を設定するために、どうしても現状の最適化にしか目が向きにくいということです。

 

だから現状の最適化を目指す人であれば過去思考で突き進んでいってもらっていいのですが、もし今の自分をもっと成長させたいと考えているのであれば、過去思考では自分の能力の限界だと思いこんでいるラインを突破していくのはとても難しいのです。

 

成長期の青少年であればまだしも、大人になると「自分はこんなもんだな」という強いセルフイメージを自分自身につくってしまうので、過去思考ではそのセルフイメージを壊していくことは大変です。

また、ホメオスタシス機能が変わろうとするあなたを自動的に現状維持に引き戻す働きをしてしまうので、ますます変わっていくのは難しくなります。

 

そんなこんなで過去から現在、未来へと流れる過去思考の時間の認識でいると、なかなか自分を成長させられないのです。

 

で、未来思考の登場です。

 

が、ブログが長くなってしまいそうなので続きは次回書いていきます。

ここだけの話ですが、次回は必見です。

 

いやいや本当は毎回必見なのですが、次回は限定公開を検討するほど見逃したらもったいない内容をお伝えする予定でいるので更新をお楽しみに。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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