前回の記事は「変性意識状態を使って無意識(潜在意識)に落とし込む」でした。
普段から深い変性意識状態に入れるように練習しておく
深い変性意識状態の時に意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)がつながりやすくなっています。だから、なりたい自分やかなえたい願望をアファメーションなどで唱える時は深い変性意識状態である眠っている前後の時間が効果的です。しかしながら睡眠前後の変性意識状態の時は、ぼぉ~としている状態のため、アファメーションを忘れずにやり続けることは簡単ではありません。
ということで、何かいい方法はないのか?ということで今回の話に入ります。
で、今回も結論から先に言ってしまうと、普段から深い変性意識状態に入れるようにしておくようにすることです。そうすれば、いつでも気が向いたときになりたい自分やかなえたい願望を自分の無意識に落ち仕込むことが出来ます。
普段から深い変性意識に入れるようにしておくようにするには、当然ながら練習が必要です。
変性意識状態に入ることが習慣化するくらい毎日コツコツやることです。
変性意識状態の練習方法
では、ここから変性意識状態の練習方法をひとつ紹介します。
まず練習場所についてですが、変性意識状態でも深い変性意識状態を練習したいので、初心者の場合は自宅か案全な場所で行うことをおすすめします。なぜなら深い変性意識状態はぼぉ~としたり眠りに落ちてしまいそうな状態だから当然ながら外出先とか歩きながらとかだと危ないからです。
変性意識状態というと、なにかとても怪しげで難しそうな感じがするかもしれませんが、簡単に言えばリラックス状態がよりより深まった状態と考えてもらえたらわかりやすいかと思います。睡眠中が完全なるリラックス状態だと仮定すると、その一歩手前の状態まで行く練習です。
ようは自分を深いリラックス状態にします。そのために呼吸法を使います。
これをひとことで言うと、瞑想になります。
瞑想というと、敷居が高く感じられるかもしれませんが、簡単に言えばリラックスして呼吸することに意識を集中させることです。
●瞑想する時の姿勢は座禅でも横になっていても構いません。(横になっていると眠ってしまいやすいですが)
●力を抜いてリラックスします。
●呼吸は口から吐いて、鼻から吸います。(自分が慣れた方法でも構いません)
●息をゆっくりと長く吐くことを意識します。今回の方法は修行ではなく深いリラックス状態となるのが目的なので、苦しくならないように気持ち良く出来る範囲で行います。
●呼吸する時は下丹田に意識を持ってきます。おへそから5cmほど下の部分です。難しいことを考えずに呼吸しながら下丹田を意識していれば大丈夫です。
この状態でいる時の呼吸は睡眠時の呼吸に近く、変性意識状態に入りやすくなっています。
また深いリラックスと呼吸法で変性意識状態に入る方法だと、ぼぉ~とはしますが睡眠前後の状態よりも意識のコントロールがしやすいので、アファメーションを臨場感高く落とし込むことが出来ます。
まずは、これを繰り返し毎日練習することです。
これをしっかりと練習していると、そのうち2~3回の呼吸、もしくは意識しただけですぐに深い変性意識状態に入ることも出来るようになります。
そうなれば、いつでも変性意識状態になって「プラスの言葉」や「なりたい自分」を唱え続けることができ、普通の意識状態で唱えているよりも自分が変わったり願望が実現するスピードが速くなる可能性が高くなります。
※コツコツやることには変わりありません
さらに変性意識状態を自由自在に使えると、他にも利点があるので使えるようにておくととても便利です。
また瞑想をすることについても、心を落ち着かせ頭をすっきりさせるようなリラックス効果があるので日々の習慣にしておくととても有効です。
もっと言えば、普段の生活の中でリラックス状態を作ることと呼吸で息をゆっくり吐くことを意識すれば、それだけで自分自身をかなり快適に改善することが出来ます。
ということで、変性意識状態を練習してどんどん活用していきましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。