悪い習慣をすぐにやめられる方法

続・現状維持(ホメオスタシス)を突破する方法

エナジーカウンセラー/パーソナルコーチのMASAMICHI FUKUSAKAです。

 

前回「現状維持(ホメオスタシス)を突破する方法」をテーマに

1.環境を変える

2.自分を観察し、自分の感情を意識する

このことを説明しました。

 

今回は「悪い習慣をすぐにやめられる方法」を書いていきます。

悪い習慣をやめるマッチョな方法

私たちは、自分にとって良くないとわかっている習慣でもなかなかやめられず続けてしまいます。

他人から見たら、「そんなのすぐにやめちゃえばいいじゃん」と思われることでもずるずるだらだらと続けてしまうのです。

これぞ現状維持を好むホメオスタシスの働きです。

 

前回のブログで「現状維持(ホメオスタシス)を突破する方法」として

1.環境を変える
2.自分を観察し、自分の感情を意識する

の説明をしました。

 

しかし「環境を変えるとかそんな手間をかけないで、すぐにやめたいんだけど」「コーチングの理論が効きそうなことはわかったけど、今すぐこの習慣をやめたいんだけど」という人もいるかと思います。

今回はそういう悪いと思っている習慣をやめたい人向けに、とてもマッチョな自己変革方法をひとつ教えましょう。

その習慣を続けることができなくする

これはあなたの悪い習慣を一瞬で終わりにしてしまう方法です。

それは

「その習慣を続けることができない状況をつくってしまう」ことです。

 

みなさんご存知のとおり、自分の決意ほどあてにならないものはありません。

だからあなたが何かをやめることを決めたら、そうしなくてはいけない状況を自らつくり出すのです。

これは前回の記事で説明した「環境を変える」のマッチョバージョンです。

※ただし、使えるケースが限られる方法です。

捨てたゲームソフト

僕は10年くらい前に、プレイステーション2でサッカーと野球のゲームをよくやっていました。

これが一度やり始めるとなかなかやめられずにゲームを続けてしまい、睡眠時間が少なくなったり、目がひどく疲れたり、他のことをする時間がなくなったりと、ゲームは楽しんではいたけどこれを続けることは自分にとって良くないことだと思うようになりました。

でもなかなかやめられずに気がついたらゲームに手が伸びてる状況が続いていました。

まさに自分の良くないとわかっている習慣がホメオスタシス守られている状態です。

 

そんなある日、僕は悟りました。

「ゲームがあるからやってしまう。それならゲームをなくしてしまえばいい」

その瞬間、プレイステーション2のソフトとして持っていたサッカー、野球、その他のソフトも全て「エイヤー」とゴミ箱に放り込んで捨ててしまいました。

それ以来、自宅ではいっさいテレビゲームはやっていません。

なぜならテレビゲームをしようにもゲームソフトが自宅にはひとつも存在していないのです。

 

僕がやったこの方法を使えば、やめたい習慣をやめることは簡単です。

捨ててしまうのです。

自分のために本当にその習慣をやめたいなら、未練は残してはいけません。

なぜなら、人の決意はあてにならないから。

ホメオスタシスがもとの習慣に戻そうとしても、存在しないものに対してはどうしようもありません。

習慣を物理的に捨ててしまう

スマホゲームのアプリであれば完全消去してしまう。

禁煙したいのであれば、灰皿とライターを処分してしまう。

ダイエットしたいのであれば、無理しないと着れないような服だけ残して今ちょうどいいサイズの服は捨ててしまう。

スマホでのネットサーフィンがやめられないなら、月々のパケット容量が一番少ないプランに契約変更する。

今の仕事が自分のためにならないと思ったら、すぐにやめる。

 

出来ることは限られますが、物理的に捨ててしまうことで、自分に良くないとわかっている習慣をやめられるのなら、さっさと捨ててしまうことをおすすめします。

続けるために必要なものがなければ、続けようがありません。

(どうしても続けたくなって、また買ってきてしまう人は好きにしてください。)

 

意識としては、「習慣をやめる」よりも「習慣を捨てる」感覚。

自分に良くないとわかっている習慣に時間を使うのはもったいないです。

 

悪い習慣を続けることができない状況をつくってしまう

→悪い習慣を物理的に捨ててしまう

 

良くないとわかっているなら、その習慣を捨ててしまいましょう。

 

 

「これってコーチングの技術ですか?」

「そんなことは、どうでもいいじゃないか。」

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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