ドリームキラーとは

あなたの周囲に存在するホメオスタシスのようなもの

エナジーカウンセラー/パーソナルコーチのMASAMICHI FUKUSAKAです。

 

前回は「悪い習慣をやめられる方法」として

「悪い習慣を続けることができない状況をつくってしまう」ために「悪い習慣を物理的に捨ててしまう」というマッチョな方法を紹介しました。

 

今回はホメオスタシス以外にもいる、現状維持を好む存在、その名も「ドリームキラー」について書いていきます。

ドリームキラーとは

あなたが、新しい挑戦や新しい習慣を始めた時に、あなたの脳や無意識が今までの現状に引き戻そうとする働きがあり、その働きが「ホメオスタシス」であることは以前のブログ記事で説明しました。

 

実はこのホメオスタシス以外にも、あなたを現状維持に引き戻す働きをする存在があります。

 

それは、「あなたの周囲にいる人たち」です。

 

この「あなたを現状維持に引き戻す働きをする周囲いいる人たち」のことを、コーチングでは「ドリームキラー」と呼びます。

過去のあなたのイメージを守るドリームキラー

人は、「自分はこういうタイプの人間だからこれは出来るけどこれは出来ないな」と過去に自分のしてきたことから、自分のセルフイメージを作っていきます。

それがコーチングの技術を使いだすと、過去にしてきたことを基準にしたセルフイメージではなく、あなたがこうありたいと思うようなゴールを達成している自分の姿がセルフイメージとなり、そちらに引っ張られるようにあなたは変化していきます。

 

しかしあなたの周囲の人々は、あなたが過去にしてきたことからあなたを評価して「こういう人間である」とのイメージを作って、そのイメージを守ろうとしています。

そして、その過去のイメージからあなたの能力を客観的に判断し、あなたの現状の最適化とも呼べる妥当な意見を言ってきます。

 

あなたは現状を突破して、自分の新しい可能性に挑戦しようとしても、周囲の人たちはあなたの現在の状態に合わせた意見を言ってくるので、たいていはあなたの新しい挑戦に対して「無理だ」「できるわけがない」と否定的なことを言ってきます。

そうなるとあなたも次第に「みんなが自分には無理だと言ってるから、自分には無理なんだろうな」と周囲の人がイメージしているあなたの姿に合わせて、せっかくやりたいことに挑戦しようとしていたのに、周囲の人たちがイメージした通りの現状維持に戻ってしまうのです。

ドリームキラー対策

1.あなたのゴールはコーチ以外には話さない

2.あなた自身が過去の自分ではなく未来側の自分をしっかりと見ていく

不安があるから現状維持に戻りやすい

新しい挑戦に踏み出すことは勇気がいります。

なぜなら、今までにやったことがないことをするから。

だから、新しい挑戦には不安だったり怖かったりする気持ちもあります。

 

そんな不安定な心理状態にあると、せっかく新しい挑戦に向けて走り出そうとしても、周囲の人から言われる否定的な言葉に負けて現状維持に戻りやすくなっています。

そうならないためには周囲にいるドリームキラーに対しての対策を意識しておく必要があります。

1.あなたのゴールはコーチ以外には話さない

周囲の人をドリームキラーにしないためには、コーチ以外にはあなたのゴールをなるべく話さないようにした方がいいです。

あなたがあなたのゴールを周囲の人に語れば現状維持に引き戻される可能性が高くなります。

であれば、ゴールについて語らなければいい。

あなたがゴールについて何も語らなければ、引き戻しようがありません。

2.あなた自身が過去の自分ではなく未来側の自分をしっかり見ていく

周囲がどう思おうが、あなたがブレなければ何の問題もありません。

だから周囲の人たちがなんと言おうと「周囲の人たちは過去の自分しか見ていないけど、自分は自分が望むゴールを達成している未来を見ている」ことをしっかりと認識しましょう。

それがわかった上で、セルフトークのコントロールなどのセルフコーチングをしていくことです。

 

あなたの人生はあなたが決めるものです。

一度しかない人生、周囲の人が何を言おうと自分のやりたいことに向かっていきましょう!

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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