正中線を作ろう④呼吸法

鈴虫のヒーリング効果

この季節、夜に草むらの近くを散歩をすると鈴虫の鳴き声が聴こえてきます。

鈴虫の本体については好きでも嫌いでもないですが、鳴き声はとても心地よく感じられます。

 

鈴虫の鳴き声については以前、岩手大学の研究でストレス解消に効果があるとの発表をされてました。

ストレス解消ということはヒーリング効果があるってことですね。

 

だから、疲れた時やしんどい時は、自然のある場所に行きそっと耳をすまして鈴虫の鳴き声の世界に浸ってみるのもいいかもしれません。

ちなみに鈴虫は夜行性なので鳴き声が聴けるのは基本的には夜になります。

 

 

ということで(どういうことだ)、今回も前回に引き続き正中線(センター、軸、体軸)を作っていくトレーニングに入っていきます。

 

今回の正中線の作り方は呼吸法を活用した方法を紹介します。

この方法は前回よりもやや難易度が高いですが、日々トレーニングをし上達することでよりしっかりとした正中線を作ることができます。

正中線を作る呼吸法

呼吸法で正中線(センター、軸、体軸)を作ります。

正中線は体の中をまっすぐ上下に貫くラインです。

 

前回説明ましたが、正中線を通す場所を簡単におさらいすると

百会→背骨の前→会陰→内くるぶしの下

と言うラインです。

 

今回の呼吸法で正中線を作るということを簡単に言うと、呼吸法で正中線のラインを作ります。

「呼吸法で正中線を作る」と「呼吸法で正中線のラインを作る」って言ってることが同じではないかって思ったりもしましたが、この微妙なニュアンスがとても大切だったりするのです。(とはいえ、あまり大切でもないので気にしないでください)

 

まぁ、わかる人もわからない人もみんなで楽しく正中線を作っていきましょう!

「みんなで楽しく正中線を作っていきましょう」ってまるで小学生ですね、まぁいっか。

 

では「呼吸法で正中線のラインを作る」にはどうするかってことを説明します。

で結論から言うと、正中線を通す場所に呼吸を通します。

 

呼吸と通すと書きましたが、実際は気を通します。

ただ最初は気を通すといわれても何のこっちゃと感じる人もいると思いますし、呼吸を通す感覚の方が臨場感を持ってイメージしやすいと思いますので呼吸を通すと書いてます。

だから出来る人は気を通す感覚でどんどんやってみましょう。

正中線形成呼吸法

では、まず姿勢を正しくしましょう。

立ってても座ってでもかまいません。

ただし体を固く緊張させないで、リラックスしてください。

 

そしたら正中線に呼吸を通していきます。

呼吸(気)を通す場所は 百会→背骨の前→会陰→内くるぶしの下 になります。

頭の上にある百会から下に向かって体の中を貫くラインを↓をイメージしてそこに呼吸(気)を通します。

 

では具体的なやり方です。

① まず、息を吐き切ります。

② 息を吸うときに頭の上(百会)から呼吸(気)が入って下に抜けるイメージでゆっくりと吸っていきます。

③ 息を吐くときに頭の上(百会)から呼吸(気)が入って下に抜けるイメージでゆっくりと吐いていきます。

④ ②と③を繰り返す

 

吸うときも吐くときも両方とも、頭の上(百会)から呼吸(気)が入って下に抜けるイメージです。

抜ける場所は、立っていれば内くるぶしの下であり、座っていれば肛門の少し手前にある会陰になります。

 

また寝ながら行っても大丈夫です。どうしてもリラックスが苦手だという人は寝ながら行った方がリラックスしやすいのおすすめです。

正中線形成呼吸法でもリラックスは大事

正中線を作る呼吸法でもリラックスはとても大事になります。

体をリラックスさせることはもちろんのこと、呼吸も苦しくなるようなやり方はしないで楽にリラックスした感じで行い、正中線のラインもまっすぐでありながらも固めずに柔らかなラインを作っていくようにします。

 

この正中線ができるとインナーマッスルが使えるようになるので体が楽になり、自然体のリラックスもさらに深まります。

また、正中線が通ることで精神的にもぶれなくなり抽象度の高い思考で物事を見ることができます。

 

ということで、みんなで楽しく正中線を作っていきましょう!!

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

おすすめの記事