気の玉を手のひらに押し込む方法

前回は「気の玉を体の中で転がす」という内容をお届けしました。

これは体の中に気の玉を作って体の中で転がす、という気功の練習方法です。

そして具体的には、まずはじめに気の玉を作ってその気の玉を手のひらに押し込み、その気の玉を体中に好きなように動かしていくというやり方を説明しました。

 

で、さらっとやり方を書きましたが、気功に馴染みのない人だと「気の玉を手のひらに押し込むって何だ?」「気の玉を体の中で動かすって何だ?」という疑問を持つかもしれません。

なのでそのあたりをふまえて、さらに説明を重ねていきたいと思います。

気の玉を手のひらに押し込む方法

まず気の玉を手のひらに押し込むということについて説明します。

気功では人やモノに気を入れることを封入と呼んだりしますが、この気の玉を手のひらに押し込んで入れることも封入だと思ってもらっていいかと思います。

 

で、気の玉の入れ方なのですが、これは読んで字のごとく作った気の玉を手のひらに押し込んで入れていきます。

右手で押し込んで左手の手のひらに入れていきます。(左右は逆でもいいです)

 

そしてその時に重要なことは、目には見えない気の玉をリアルにイメージして押し込むことです。

さらに入れていく時も、気の玉が入っていく時に反発や抵抗感をリアルに感じながら、それを少しずつ押し込んでいくという感覚です。

 

すると感覚の鋭い人だと、手の中に何かが入ってきた感覚であったり、手の中にピリピリ感や温かさを感じたりと何らかの今までにない違和感を感じられるはずです。

この何となく今までとは違うと感じる違和感がとても大切です。

 

これは気の玉を入れたからって、初めから「丸い気のボールがリアルに腕の中にいる感じがありありとするぜ」という感覚が得られるわけではありません。(例外あり)

たとえ、気の玉をちゃんと作ってリアルに押し込んでも、最初はほんの些細な変化を感じられるだけになるかと思います。

 

まぁ、それは当然と言えば当然です。

今までやったことがないことに挑戦して、いきなり100点満点の全問正解のパーフェクトな結果はなかなか出せないことと一緒です。

 

で、たとえほんのわずかな感覚だったとしても、何となく今までとは違うと感じる違和感を感じられたということが気功ではとても重要です。

なぜなら、自分の手のひらに気の玉を入れて、たとえほんのわずかでも感覚が変わったと感じられたなら、あなたは気の封入が出来ているということになるからです。

 

もちろんさらに練習して気の感覚をさらに強化していく必要がありますが、まずは気を自分の体の中に入れられたという体験、臨場感を持てたという初めの一歩を祝福しましょう。

 

なかには、何の変化も感じられませんという人もでてくるでしょう。

それはそれでしょうがないので、気の玉を作るところから何度も試してみてください。

そのうち、何らかの変化が感じられる時が必ずくるはずですから。

 

最後に気の玉を手に入れるやり方を簡単におさらいすると

① 気の玉を作る

② 気の玉を感じるとともにリアルにイメージする

③ 右手で気の玉を押し、左手に入れる(左右は逆でもいい)

④ 手のひらに入れる時に抵抗や反発を感じながら少しずつ押し込む

⑤ 手の入ってくる感覚もリアルにイメージする

⑥ 手の中に何らかのピリピリ感や温かさを感じたりと何らかの今までにない違和感を感じられたら気の玉の封入に成功

という流れになります。(③④⑤は同時に行います)

 

 

ということで今回はお時間となってしまいましたので、次回は手の中に入れた気を体の中で動かしてみることについて説明していきましょう!

 

 

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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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