気の玉を体の中で転がす

さて、今日も元気に張り切ってまいりましょう!

前回は「気の玉を作って気を実感する」という内容をお届けしました。

 

気功と言えば気の玉。

気の玉と言えば気功。

 

と、今日もきっとどこかで誰かが言っていることでしょう。

それほどまでに気の玉を作ることは、気功を学ぶ上で基本中の基本になります。

 

昔ながらの伝統的な気功では体を使ったトレーニング(練功)や瞑想などの修行が必要とされていましたが、昨今では厳しい修行をしなくてもやり方によっては高度な技術を使えたりします。

 

とはいえ、気の玉くらいは作れていなければ上達もおぼつかないし、気功をするのならこのくらいは出来て当然です。

気の玉を作ることは、普通にトレーニングしてればそんなに時間もかからずに出来るようになるはずなので、遊び感覚で日々トレーニングしてみてください。

 

で、この遊び感覚っていうのがとても大事になってきます。

 

というのも気功をするには体がリラックスしてなければいけません。

なぜなら緊張した体では気の流れが滞ってしまうからです。

 

だから気功を習得したかったら練習にどんどん励んでほしいのですが、やる時はリラックスして遊びながら上達していくという感覚を大事にしてほしいと思います。

 

理想としては、

ひまがあったら気の玉を作る。

手が空いたら気の玉を作る。

リラックスしたい時に気の玉を作る。

要は、いつでも気の玉を作ることを意識しておいてくださいってことです。

 

そしたら、気が付いたらいつでもどこでもリラックスしてニヤニヤしながら気の玉を作っているあなたになります。

 

するとどうでしょう。

 

周りから

「あの人ちょっとやばくない?」

「何か変な宗教にはまってるんじゃないの?」

「ああいう人とは目を合わせちゃいけません!!」

などと、あなたにとってネガティブな評判がたってしまう可能性が出てきてしまいます。

 

「いや、周りの人にどう思われようと自分には関係ない!」

「人に迷惑をかけてるわけではないのだから自分はやりたいことをやるんだ!!」

という人はそのまま公衆の面前でニヤニヤしながら気の玉を作ってください。

 

しかし、ネガティブな視線を浴びるのというのは、多くの人にとってはあまりよろしくないことだと思われますし、無駄に自分の評判を落とすのもいかがかと思われます。

 

なので今回は、みなさんが怪しい人だと思われないように。公衆の面前で行っても周りの人にはバレない気の玉を使った練習方法をひとつご紹介します。

気の玉を体の中で転がす

気はほとんどの人には見えないので、やりようによってはいつでもどこでもどんな状況でも人に知られずに気功の練習をすることが出来ます。

 

で、今回紹介する練習方法は「体の中に気の玉を作って体の中で転がす」という方法です。

 

気を体の中で動かすというのは、小周天や大周天などをする時に必要にもなってきます。

この「体の中に気の玉を作って体の中で転がす」ということを遊び感覚で日常的にやっていくことで、気の上達とともに身体感覚も磨かれてきますので、どんどんやっていきましょう!

 

で、そのやり方です。

というか、気の玉を体の中で好きなように動かしたり転がしたりするだけで、特にやり方もなにのですが、それでもとりあえずやり方を説明します。

 

① リラックスします。出来る人は変性意識状態にします。

① まずは気の玉を作ります。(公衆の面前ではなく隠れてこそこそと作ります)

② 作った気の玉を左手の手のひらに押し込みます。(右手でもいいです)

③ 左手に入れた気の玉を腕の中で転がしていきます。(もう、こそこそしなくても大丈夫です)

④ 体の中にある気の玉を体中を自由に好きなように動かして遊びます。

 

ざっとこんな感じです。

これで「なるほどわかった!」という人はいいのですが、「へっ?手に押し込むって何?」と思われる人も多いのではないかと思います。

 

多くの人に疑問を持たせてしまったところなのですが、そろそろお時間が来てしまったようなので続きはまた次回とさせていただきます。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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