前回の記事は「普段から深い変性意識状態に入れるように練習しておく」でした。
ゴール達成を叶えやすくするためのコツ
なぜ変性意識状態にするのかと言うと、自分の願望を無意識に落とし込みやすくなるからです。(変性意識状態には他にも利点はありますが、ここでフォーカスしているのはこの部分です)
自分の願望とは、自分がこれからどうなりたいか?どんな夢や目標をを叶えていきたいか?ということです。すなわちゴール設定です。
ゴール設定があるからこそ、やりたいことや、自分に必要なことが見えてきます。
1時間後、今夜、3ヶ月後、1年後、5年後、10年後、、、自分は何をしているのか、どんな自分になっているのかを想定し、そのことが実現しているかのように思い描き、それを変性意識状態で無意識に落とし込みます。
この思い描いた未来を映像として無意識に落とし込むことをビジュアライゼーションといい、思い描いた映像を言葉にして無意識に落とし込むことをアファメーションと言います。
まぁビジュアライゼーションをしている時は言葉も浮かぶし、アファメーションをしている時は映像も浮かぶので、ビジュアライゼーションとアファメーションは表裏一体で見る角度が違うだけの同じものとして捉えてもいいでしょう。
ビジュアライゼーションもアファメーションもゴール設定があるからこそ生み出されます。
ゴールを設定する時にやりたいことが見つかりませんという人がいます。見つからないならないで別に構いません。まぁそのうち見つかるでしょう。
しかしながら、やりたいことが見つからなくても、どんな自分でいたいかという理想の自分像ならば思い描けるかとと思います。または著名人や歴史上の人物や尊敬する人に対して自分もそのようになりたいと思うことがあろうかと思います。
まぁ自分を今よりももっと成長させたい、もっと進化させたい、もっと社会に貢献したいというような思いがある人であれば、何かしらの追い求める理想があるはずです。
やりたいことが見つからない人は、この自分の理想像をゴール設定としてビジュアライゼーションやアファメーションで無意識に落とし込むようにします。
自分の理想像とは、自分の在り方ということです。
ということで、ゴール設定は大きく分けて2つの種類に分けられます。
●自分がどんな夢を達成しているかという、何をしているかというDoingの視点。
●自分がどのような人として存在しているかという、在り方を表すBeingの視点。
何をしたいかわからなければ自分の在り方をゴールとすればいいし、どんな人になりたいかがわからなければ何をしたいかをゴールにすればいいということです。(両方ともないという人は、プラスの言葉、プラス思考、感謝の気持ちを意識して日々を過ごしていきましょう)
いずれにしてもゴール設定をして変性意識状態で自分に落とし込むことは一緒です。変性意識状態がよくわからないって人でも、ゴールの世界を臨場感高くイメージ出来ているイコールそれは変性意識状態ということなので、どんどんイメージして自分に語り掛けて落とし込んで行ってください。
で、その時にひとつ重要なポイントがあります。
それはビジュアライゼーションやアファメーションをした状態の自分として現実世界で振る舞うということです。わかりやすく言えば、ものまねをするのです。それはゴール設定した世界である未来の夢をかなえている自分、または理想としていた自分を演じるということです。
さらにその演じている自分に対して、楽しさや嬉しさや気持ち良さや誇らしさなどのプラスの情動くっつけます。
ようは想像上の世界だけでなく、現実世界でもそれを再現してプラスの情動と一緒に体に覚えこませるのです。自ら動いてそこにプラスの情動を付けることにより「こういう自分として行動した方が気持ちいいでしょ」と自分の意識にも体にも覚えこませます。
ゴール設定をしてそのゴールを叶えたいのであれば、ここまでやることがワンセットです。
ゴール設定→ビジュアライゼーション+アファメーション(変性意識状態)→ゴール側の自分を演じる+プラスの情動=ゴールへの推進力が増してゴール達成を叶えやすくなる
大雑把ではありますが、そういうことです。
どれだけゴールの世界を思い描けるかということ。
どれだけゴールの世界の自分として行動できるかということ。
さらにゴールの世界を演じる自分にプラスの情動、平たく言えば喜びを感じながら未来の自分を演じること。
これをコツコツと続けることです。夢物語を現実にしたいのであれば、まずは必要なことをコツコツと続けることです。そうすれば願望や理想の世界だったものが、いつの間にか現状のホメオスタシス化してくるようになるのです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。