前回の記事は気の流れを良くする簡単な3つの方法でした。

 

前回「気の流れを良くする簡単な3つの方法」として

①プラスの言葉を使い、マイナスな言葉を使わない

②プラス思考で考え、マイナスな思考をやめる

③日々感謝する

この3つの方法を紹介しました。

 

簡単な方法とは書きましたが人によっては全く簡単ではないと思います。また、こんなんで成功なんてするわけないだろうと思う人もいるかと思います。

 

しかしながら、これが基本中の基本というか土台中の土台になります。

例えば、健康でいるために適度な食事と適度な睡眠と適度な運動をしてくださいと言っているようなものです。当然ながら、それだけをしてオリンピックで金メダルを取れる選手になれるわけもないですが、これが金メダルに至る厳しいトレーニングに耐えたり自分自身と向き合うなどマインドを整えるために、最低限備えておいて欲しい部分だということです。

 

まぁ土台がスカスカでも何十年も壊れない建物もあるくらいなので、自分に必要ないと思う人はやらなくてもいいですが、この3つを取り入れておいた方が土台としての気の流れは良くなりすよ、ということです。

ネガティブな出来事を自分の都合よくプラスに解釈する

さて、プラスな言葉を使うとか、プラス思考をするとか言っても、生きていればそうはいかない場面も出てきます。そんな時はどのようにしたら良いのかということについて今回の記事で書いていきます。

 

この世界は二元性によって成り立っています。陰陽の関係です。

上があれば下があり、光があれば闇があります。嬉しいことや楽しいことがあれば、悲しいことやつらいこともあります。

よって当然ながら、生きていれば良いこともあれば良くないこともあります。まぁ半分半分だと思っておいたらいいでしょう。だから誰しもがつらいことや悲しいことなどネガティブな感情となることがあるのは当然です。そしてそんな時はマイナスな言葉やマイナスな思考をしたくもなるでしょう。

 

「平気だってことはない——絶対に。慣れてるってこともないと思う。辛いことに慣れる人間なんて、やっぱりいないと思うから。訊けば、慣れっこだから平気だ、と言うのかもしれないけど、平気なはずなんてないよ。辛く感じないんじゃない、辛い気分を乗り越える方法を知っているだけのことと思う」

小野不由美著『華胥の夢 十二国記7「書簡」』

 

どんな成功者でも、どんな元気な人でも、ネガティブな感情になることはあります。気の流れを良くするために、プラスな言葉を使うとかプラス思考をすると言っていますが、それはネガティブな感情を否定することではありません。その感情は感情として受け入れた上で、その出来事に対する解釈をプラスな方向に考え方を持って行って欲しいのです。

 

「玉葉もね。国を理不尽に追い出されて苦しくない民はいないと思う。だけど、いい機会だからいろんな学校を見て来ようって——玉葉はそう言える。辛いことを乗り越えて、自分を前に押し出すことが出来るなんてすごいよね」

小野不由美著『華胥の夢 十二国記7「書簡」』

 

今回の結論を簡単に言えば「ネガティブな出来事に対する解釈をプラスに変える」ということです。

 

ネガティブな出来事であっても、その100%全部がネガティブだということはまずありません。なぜなら、この世界は二元性で成り立つ陰陽の世界なので、ネガティブだと見える出来事においても、その中にプラスに解釈できるようなことも必ずあるはずです。

 

そして成功者と言われる人は、ネガティブな出来事の中にあるポジティブな部分にフォーカスすることが上手なのです。もっと簡単に言えば、成功者は物事を何でも自分の都合のいいように解釈することがとても得意なのです。

 

だからネガティブな感情や出来事でも、自分に都合のいいように解釈できるために、自然とプラスな言葉を使ったりプラスな思考をしているのです。

 

そしてこれが「辛い気分を乗り越える方法」であり「辛いことを乗り越えて、自分を前に押し出すこと」になるのです。その方法を意識して使っていればマイナスの言葉やマイナスの思考が少なくなり、おのずと良い気の流れが良くなるのです。また意識して使い続けることで、無意識に出来るようにもなってきます。

 

また、どうしてもポジティブな部分を見つけることが出来なければ、このネガティブな出来事はプラスの出来事が起こる前触れだなと思っておいたらいいのです。良くないことの次は必ず良いことが起こるはずだとワクワクしていればいいのです。

 

気の流れ良くするのは、柔軟性を持った思考で自分の都合のいいように考えることがとても大切でです。物事の良い部分にフォーカスして生きていくことによって、運気も良い方向に引きずられていくのです。

 

もっと肩の力を抜いて気楽にいきましょう!!

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫)

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