日常で意識しておくべき身体操作3つのポイント

前回のブログでは「脱力と伸筋(背中)を使う意識」と言うテーマで、かつて格闘技道場で教わった身体の使い方について話しました。

半分思い出話しという感じでしたが、今でもその時に教わった知識はとても役に立っています。

 

今までの経験上、身体操作となると書物や動画ではなかなか本質がわかるところまでは難しいのではないかと感じています。頭で理解出来ても、身体の部分部分を意識を持って動かすというのはなかなか実感を得ることは出来ません。

身体操作に興味のある人は一度くらいは実際に対面で身体を動かしながら教えてもらうことをおススメします。

 

とか言いながら、このブログでは文章だけで身体操作をお伝えしていくわけですので、みなさんにご理解いただけるかちょっとはてなマークが付きますが、まぁそこのところはイメージしやすいように全体像をわかりやすくお伝えしていこうと思っているのでご安心ください。

 

まぁあれですよ。

身体操作はいってみれば簡単なんですよ。

でも今まで何十年と自分の身体を操作していたわけですから、ある意味習慣としてあなたと一心同体少女隊(古いか)のようなものなのでそれを変えるのが難しいところなんです。

 

たとえしっかり教わってその場で出来るようになったとしても、その後に身体の使い方を意識せずにいたら間違いなく今までしていた身体の使い方をしてしまいます。

だから習慣を変える時は、しっかりと意識しておくことが大事になっています。

コーチングで言うところのゴール設定です。

こうなりたいという自分の未来を臨場感高く思い描けていれば、マインドであれ身体操作であれ書き換えることができるのです。

 

で、何だっだっけ?

前回のブログの最後に『次回は日常で意識すべき身体操作を(大雑把に)説明していく予定です。』と書いたのに、このままだと習慣を変えることを説明してるみたいになってしまうではないですか!

ということなので、このへんで軌道修正して、いきなり本題に入っていきましょう。

日常で意識しておくべき身体操作 3つのポイント

日常で意識しておくべき身体操作3つのポイントということなのですが、ここで何を言いたいたいかというと、どういう意識でどういう身体の使い方をすれば、身体に負担やストレスをかけずに楽に気持ちよく過ごせるのかということになります。

 

で、今回は細かい小難しい話は抜きで、わかりやすく大雑把に説明していきます。

1.リラックス(脱力)を意識する

2.呼吸を意識する

3.胴体(身体の中心)を意識する

ではひとつずつ説明していきます。

1.リラックス(脱力)を意識する

まずはリラックスです。

リラックスは基本中の基本であり、このブログでもいろいろと説明してきました。

※詳しくはリラックス、自然体のカテゴリーを参考にしてください。

気功であれコーチングであれ格闘技であれ、リラックスすることでパフォーマンスが上がります。

気功、コーチング、格闘技と同じように、普段の生活でもリラックスすることが重要なのはもう言うまでもありません。

リラックス状態でいることを習慣にすることが身体操作のみならず、すべてのベースとなります。

2.呼吸を意識する

次に呼吸です。

私たちが生活していく上で欠かせないのが食事、睡眠、呼吸です。

その中で食事と睡眠は3日くらいとらなくても生きていられますが、呼吸は3分止めてしまうだけでも命に危険が及びます。

それだけ大事な呼吸にも関らず、多くの人は普段の生活の中で呼吸をあまりにもないがしろにしています。

とはいえ、ここでは何もヨガとか気功の呼吸法みたいなことを意識してやってくださいというつもりはありません。

 

普通にゆっくり深く呼吸するだけでいいのです。

 

ゆっくり深く呼吸をするだけと言われると簡単そうに聞こえますが、これを効果的に正しく気持ちよくやるにはコツがあります。

それは肺を使っていることを意識することです。

さらに言うと肺の大きさをしっかりと意識して、肺全体を使うことです。

 

多くの人は呼吸が浅いです。

その理由として肺の大きさを無意識に小さくイメージして使っていることがあげられます。

今一度人体図などで確認していただければと思いますが、私たちの肺は多くの人が想像しているよりもはるかに大きいです。(はるかには言い過ぎですが)

 

文面では伝わりにくいかもしれませんが、肺の大きさは上は鎖骨のあたりから下は肋骨の終わりの部分まで。また前面と後面と横幅は肋骨の囲まれている箇所のほぼ全てまで膨らんでいます。

 

この肺の大きさを意識して呼吸をするとどうなるか?

自然と呼吸がゆっくりと深くなるのです。

意識した大きさの肺で呼吸するようになるのです。

 

で、呼吸が深くなるとリラックスしやすくなり、精神的にも安定してきます。

逆に浅い呼吸だと精神的に不安になりやすく、ストレスを生みやすくなります。

 

なので、普段から肺の大きさを意識して呼吸することが、リラックスした気持ち良い身体にするにはとても有効なのです。

3.胴体(身体の中心)を意識する

ここでは身体操作の本丸とも言うべき「胴体(身体の中心)を意識する」について説明します。

と言いたいところですが、この項目は説明することが多く、また本日はお時間がだいぶ過ぎてしまいましたので、この内容は次回に持ち越しとさせていただきます。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございますした。

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