前回の記事は「プラスのエネルギーを循環させる」でした。
「気にする」と「気にしない」とエネルギーの循環
エネルギー(気)は循環しています。
自分が出しているエネルギーと同じようなエネルギーが相手から返ってくるので、プラスのエネルギーを出している人は相手からもプラスのエネルギーを受け取れて、マイナスのエネルギーを出している人は相手からもマイナスのエネルギーを受け取ってしまう、という話を前回しました。
人は周りにも影響を及ぼしますが、周りからもたくさんの影響を受けています。
だから自分が成長したいのであれば、自分が成長に向けて進んで行くと同時に自分の成長に良い影響をを与える環境作りを上手くすることが大切になります。
そのために大前提として持っておいて欲しいのがゴール設定です。自分がどうなりたいか、何をしたいか、何が好きなのかを、なんとなくでもいいので自分の中に持っておくことで、意識が自然とゴール設定に関連した興味のある方向に向くようになります。
そうしたら、あとはゴール設定が叶うように学んだり、生活スタイルや習慣を変えていけば、自分の成長に良い影響を与えてくれる環境も自然と手に入ってくるはずです。
そうなってくると、逆に自分に必要のないことは目に入らなくなったり気にしなくなるようになります。
ここで『気にしない』という言葉をピックアップします。
この『気にしない』という意識を身に付けることにより、あなたの中の快適度が上がり、マイナスなエネルギーを受け取る可能性が大きく減ります。
私たちが暮らす現代の情報化社会では、テレビや広告やインターネットから嫌でも不要や時間を無駄にするような情報が飛び込んできます。
特にスマートフォンやパソコンのネット環境がそうです。インターネットはとても便利なツールですが、扱い方を誤ると逆にインターネットに支配されてしまう危険性があります。
また自分の周りの環境をいくら自分に良い影響が出るように整えたとしてもそれが完璧になることはありえず、ストレスや誹謗中傷などであなたがマイナスのエネルギーを受けてしまう材料はいくらでも転がっています。
周りの環境やインターネットからのマイナスエネルギーをまともに受けてしまうと、エネルギーは循環するので、自分からでるエネルギーもマイナスになりやすくなってしまいます。
そうならないために一番簡単な方法が『気にしない』ことです。
自分にマイナスエネルギーを与えるような言葉や情報に対しあなたが『気にしない』ことで、そのマイナスエネルギーはあなたに届かなくなります。
マイナスエネルギーをまともに受け止めるから影響を受けてしまうのであって、気にしなかったり、そんなこと自分には関係ないとスルーしてしまえば、それはなかったこととあまり変わらなくなります。
しかしながら、気にするなと言われると逆に気にしたくなるのが普通の人間です。
絶対に見るなと言われているのに見てしまう鶴の恩返しや、絶対に開けるなと言われているのに開けてしまう浦島太郎のように、やるなと言われると逆にやりたくなってしまうのです。
だったら『気にしない』なんて出来ないじゃないか!
その通りです。
『気にしない』が出来ないならどうしたらいいのか?
それは『気にする』ことを増やすことです。
自分が意識に上げておきたいこと
新しい習慣として身に付けたいこと
自分が興味のあること
プラス思考をすること
などなど、自分が成長する方向に向かうようなプラスのエネルギーに意識を持ち、そのために時間や思考や体力を使うことです。
そうすると、周りからのマイナスエネルギーをまともに受けとるスペースも減っていくし、自分のやめたいと思っていたネガティブな習慣に使う時間も自然と減ってくるのです。
悪い習慣をやめるの効果的な方法は、それをすることよりも楽しいこと、嬉しいこと、自分や他人のためになることに時間を使うことです。
もしくは、常日頃から自分自身や周りの環境をプラスのエネルギーにすることだけを意識していれば、自分にマイナスエネルギーを及ぼすことが入ってくる時間やスペースがどんどん小さくなっていきます。
そうなると自然と無意識にマイナスエネルギーに対して『気にしない』状態になってきます。それは『気にしない』とも思わなくなるということです。
自分が成長するためには自分のマイナスエネルギーを消そうと意識することも大事であることには変わりないですが、それよりもプラスエネルギーを増やす方向に意識を持っていく方が結果的にマイナスエネルギーを減らすことにつながりやすくなるのです。
自分の短所を気にするよりも長所を伸ばせ、ということを聞いたことがあるかと思いますが、これはまさにそのことを表しています。
プラスのエネルギーを意識して『気にする』ことで、マイナスのエネルギーは『気にしない』でも自然と少なくなっていきます。
プラスの言葉、プラス思考、日々の感謝を生活の中に取り入れて、自分自身をプラスのエネルギーで満たしていきましょう!!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。