前回の記事は「日常で意識しておくべき身体操作3つのポイント④腕の使い方」でした。
腕を胸の真ん中あたりから動かす意識をして使うことで、腕が楽に使えるようになり、可動域が広がり、力も入りやすくなり、身体もゆるんでくる。
そして身体がゆるむことでスポーツなどのパフォーマンスも上がったり、肩こりなどの症状も解消されたりすることもあるということをお伝えしました。
なので、今回は前回の腕に続き足の使い方についてお話ししていきます。
足をどこから動かすかという意識もまたとても大事なのです。
ところで今進めている「日常で意識しておくべき身体操作3つのポイント」ですが、3つめの「胴体(身体の中心)を意識する」の項目だけが説明のボリュームが増えていてかなりいびつな構成になってしまっております。
「胴体(身体の中心)を意識する」だけは別にすれば良かったなぁと思うこともないではありませんが、まぁこのテーマももう少しで終了なのでこのままの構成で続行いたします。
日常で意識しておくべき身体操作3つのポイント⑤足の使い方
3-2.胴体(身体の中心)を意識する 足の使い方
足の付け(根元)はどこでしょうか?
足の付け根は太ももの付け根や股関節だと思われている人がいるかと思いますが、それは正解ではありません。
骨格だけ見ると、根元は股関節のように思うかもしれませんが、もっと奥に足の付け根はあります。
足の付け根も腕と同様に胴体に動かす根元は胴体の中です。
胴体の中には足を動かしている筋肉があります。
その足を動かしている筋肉は大腰筋と腸骨筋です。
そしてその動かしている筋肉の根元にあるのが大腰筋です。
イラスト図を見ていただくと、足とつながっている大腰筋が背骨の中ほどにくっついているのがおわかりになるかと思います。
その上についている先端部が付け根です。
みぞおちの下から足を動かす
で、その付け根が身体のどこにあたるかと言うと、みぞおちの少し下あたりの所になります。
だから、みぞおちの下から足が生えているという意識で足を動かすことがよろしいということです。
太ももの付け根とみぞおちの下では結構な長さがあります。
で、太ももの付け根が足の付け根と意識している(まぁ無意識ですが)人とみぞおちの下から朝が生えてると意識している人とでは、当然いろいろな所で差が出てくるわけです。
みぞおちの下から足を意識することの利点
単純に足の長さが違うわけですから、歩幅が違ってきます。
もちろんみぞおちの下から足を意識している方が足が長いため、歩幅も大きくゆったり歩けて、しかもゆったり歩いているにもかかわらず普段よりもスピードも速くなります。
また大腰筋を常に動かすようになるため、ウェスト周りの無駄肉が取れて自然と細くしまってきます。
なお、このみぞおちの下から歩く歩き方は、ファッションショーのモデルさんが歩いてる歩き方でもあるのですが、この歩き方をしていると自然と背筋がスッと伸びてきて姿勢も良くなります。
で、足の可動域が広がりゆったり大きく動かすためにお腹から下の筋肉もゆるんできます。
ということは、その中にある内臓もゆるんできます。
身体がゆるむことで、日常的に楽に気持ちよく過ごせるようになります。
どうでしょう!
足の根元がみぞおちの下からだと意識して動かすことで、あなたの身体にこれだけのプラス効果が見込めるのです。
しかも腕も胸の中心から動かす意識をしていれば、胴体全体がゆるんできます。
やめられない止まらない
これはもうやめられません。
「やめられない止まらない、かっぱえびせん」の世界です。
そういえば、ここ何年もかっぱえびせんを食べていません。
改めて意識すると食べたくなってきますね。
と、かっぱえびせんが懐かしくなってきたところで、今回はお時間となってしまいました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。