前回のブログでは「胴体を大きくゆっくりゆらす」というテーマで、小刻みに動かしにくい胴体を大きくゆっくりゆらしてゆるめましょうって内容をお届けしました。
そして、その胴体の中でもゆらすポイントとして、「背骨」「胸」「腹」をあげました。
ってことで、今回は「背骨」「胸」「腹」を具体的にどうゆらしていくかって話をしていきます。
体をゆるめることに慣れていない人にとっては、小刻みにゆるゆるさせるより、大きくゆったりゆるゆる方が楽です。というか、小刻みにゆすることに慣れていないと逆に緊張して力が入ってしまうことがあります。
だから、ゆらすことに慣れていない人には大きくゆっくりゆらすことから始めた方がやりやすいかと思われます。
で、まずは大きくゆっくりゆらすってどんな感じなのかイメージしてもらいましょう。
まぁ、わかりやすいのは酔っ払いの動きですかね。
酔っぱらってくると、無駄な力がどんどん抜けていきます。
そして、体がゆ~らゆ~らしてきます。
そして、酔えば酔うほどに強くなっていきます。
みぃちゃん「酔えば酔うほどに強くなるって、それは酔拳でしょ!!」
そうだね~、酔拳だね~。
昔、学生時代に一生懸命に練習したよねぇ、酔拳。
酔拳の型の動き方が書いてる本を買って、その通りに動きを練習したねぇ。
今じゃ、その型もひとつも覚えてないし、本もどこかにいってしまったけどさ。
「まぁでも、ああいうのって型だけ覚えてもあんまり意味ないでしょ」
そうだね、原理原則というか基本的な部分を理解してないと身につかいていかないし、自分のしってる知識からしか判断ができないからちゃんとレベルアップさせるのは難しいだろうね。
その点、出来る人から直に教えてもらう方が新しい発見が多いし正しい方向に成長していけるよね。
だから、新しいことを学ぶのであれば本だけを見て自己流でやるよりも、しっかりと出来る人に現場で基礎から教えてもらう方が何倍も自分のためになることだっていうのが当然だと理解できる。
「そうだね~」
「っていうか、今回は背骨、胸、腹を具体的にゆらしていく方法を説明するんじゃなかったの?」
おっ!そうだったね、うっかりしてたよ。
「胸」と「腹」を大きくゆらしてゆるめる
では、「背骨」「胸」「腹」を大きくゆっくりゆらしていきましょう。
で、まずは大きくゆっくりゆらすってどんな感じなのかイメージしてもらいましょう。
まぁ、わかりやすいのはフラダンスですね。
「はぁ!?さっきは酔っ払いだって言ってたじゃん」
まぁねぇ、でも酔っ払いよりもフラダンスの方がわかりやすいかなぁと思ったので変えました!!
で、フラダンスですよ。
なんか、フラダンスって体が大きくゆれているイメージがあるでしょ。
で、そのイメージのまんま体を大きくゆっくりゆらしてもらいます。
(イメージするのは動きの速いフラダンスではなく、必ずゆったりとしたフラダンスにしてください)
で、簡単なのは「胸」と「腹」なので、「胸」「腹」からやり方を説明します。
「胸」も「腹」も基本的にやり方は一緒なので、「胸」で説明します。
「胸」と「腹」動かす基本パターンは3つ
「胸」と「腹」動かす基本パターンは3つです。
・前後 ・左右 ・回す
では、ひとつづつ説明していきます。
胸を「前後」に大きくゆっくりゆらす
ゆったりしたフラダンスをイメージしながら胸を「前後」に動かします。
前に動かすというのは、胸を前に出すことです。
後ろに動かすというのは、胸をくぼませることです。
この時、頭のてっぺんの位置はあまり動かさないようにして、胸だけを波のように動かすことをイメージしてください。
胸を「左右」に大きくゆっくりゆらす
前後に動かしたと同じ要領で胸を「左右」にゆらします。
左右というのは左と右の真横です。
この時も、頭のてっぺんの位置はあまり動かさないようにして、胸だけを波のように動かすことをイメージしてください。
胸をに大きくゆっくり回す
フラフープをする時に胸や腰を回す感じですが、ゆっくり回していきます。
胸を「前後」「左右」と動かしたのを、円を描くように動かします。
前→左→後ろ→右→前→・・・・という軌道です。
気持ち良くできたら反対回しもしていきましょう。
「腹」の場合も胸と一緒です。
動かす場所が、胸から腹に変わるだけです。
腹を「前後」「左右」「回す」動作を、大きくゆったりとしたリズムで波のようにゆらしてください。
「胸」と「腹」を「前後」「左右」「回す」動作で大きくゆっくりゆらすと、どんどん体がほぐれてゆるんでいきます。
体をほぐして気持ちよくなっていきましょう。
お時間となってしまいましたので、「背骨」のゆらし方は次回にさせていただきます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。