無意識を意識に上げる方法⑧感覚や感情を使う

前回は「無意識を意識に上げる方法⑦ゴールを意識する」でした。

 

ゴールについて意識することであなたが生きる上でゴールの重要性が高まります。

だから、あなたが本当に変わっていきたいのであれば、今は自分の将来の理想の姿や達成したいゴールを想像できなくても、ゴールについて考えることを意識するだけで、これからあなた自身を成長させていく大きな第一歩となるということを話しました。

 

ゴールを意識できたということでそれだけでもあなたの成長や人生を楽しむことに結びつく情報は入ってくるようになりますが、今回はあなたのゴールに関する情報をさらに積極的に取りに行く方法についてお話していきます。

無意識を意識に上げる方法⑧感覚や感情を使う

ゴールを意識することでゴールに対する重要性が高まり、日ごろからあなたのゴールに結びつきそうなことに目が向くようになります。

それによって、あなたの成長や人生を楽しむための方法、ヒント、道筋が見えてくるのです。

そして自分の理想に向かって書き換えた方がいい無意識の部分が意識に上がり、その意識を書き換えることに注意が向くようになるのです。

 

で、ここでひとつ大事なポイントがあります。

それはあなたのゴール(理想)をあなたの本当の気持ちと結び付けることです。

 

なぜなら、世間から常識とされていることや、周りの人の意見で良いことだと思い込まされていることをゴールにしても、それは他人に支配された人生だからです。

なので、あなたがあなたの人生を歩んでいくには、あなたが本当にしたいこととゴールを結びつける必要があります。

 

では、本当の気持ちとゴールを結びつけるにはどうしたらいいか?

 

まず必要なことは、あなたが自分の本当の気持ちにふたをしないことです。

そして自分の本当の気持ちに気づいてあげることです。

 

で、そのために必要なことが今進めている「無意識を意識に上げる方法」シリーズの前半に話した「子供の頃の意識で過ごすこと」です。

私たちは子供から成長していく過程で、自分に対するネガティブな情報が入るのを防ぐために潜在意識にふたをする傾向があります。潜在意識にふたをすると自分の気持ちは傷つかなくなる利点もありますが、感情や感覚が閉ざされ新しい才能が発揮できにくくなります。

また大人になる成長過程において自分の本当の感情にふたをして世間の目を意識した行動を取るようになる人も多いです。簡単に言えば自分をごまかして生きるようになるということです。

 

まずはこれらの意識を閉ざしている状態を解放して本来のあなたを取り戻してもらうことが必要。

そして、そのために必要なことが「子供の頃の意識で過ごすこと」ということです。

(同時に大人の理性も使っていきます)

 

で、子供の頃の意識が少しでも戻ってきたと仮定して話を続けていきます。

 

子供の頃の意識が戻ると、あなたの本当の感情に気づくことができます。

また、子供の頃のように感覚も開かれてきます。

 

感情には嘘がないので、あなたが何が好きで何が嫌いかを正直に表してくれます。

感覚が開くと子供のように好奇心が旺盛になります。

だから感情や感覚が開くとあなたが何がしたいかが、いろいろな形で見えてくるようになります。

 

で、開いた感情や感覚を活用していくためには今までと同じことをしていてはなかなか本領が発揮できません。まぁ開いた分、今までの生活の中でもゴールに関するヒントは見つかるとは思いますが、せっかく開いたので感情や感覚をもっと有効活用していくべきです。

 

では、感情や感覚を有効活用するとはどうすればいいのか?

 

それは、あなた自身に何かしらの衝撃を与えることです。

ショックを与えるのです。驚きを味わってもらうのです。

子供の頃のような、新しい発見に対する真っすぐで新鮮な驚きです。

この大人が忘れてしまっている衝撃を体感してほしいのです。

 

で、衝撃を与えられる一番のことは、新しい体験です。

自分が感じた好奇心に素直に反応して新しいことを体験してみることです。

体験によって得られる衝撃、感情、新しい感覚があなたの視野を広げるとともにR(リアリティ)を揺らがせます。

Rゆらぎが起き無意識の部分が意識に上がり、新たな世界が見えてくるのです。

 

または新しい体験よりは臨場感が落ちますが、意識が開いていると一流の芸術、映画、音楽、文学などに触れると感覚が反応し研ぎ澄まされインスピレーションや新しいアイデアが生まれここでも、Rゆらぎが起こります。

 

いずれにせよ大切なポイントとしては、あなたの無意識を意識に上げて書き換えるためには、頭であれこれ考えるよりも、何か新しい体験をするなどしてあなた自身に衝撃を与えることでRを揺らがせることの方が有効であるということです。

 

自分は何がしたいのだろうと頭で考えるということもけっして悪くはないのですが、それだとどうしても過去の経験や自分の中の常識の枠に縛られた内容が頭に浮かんできやすくなってしまいます。

なので、頭よりも体感でRゆらぎを起こしてほしいのです。

子供の頃の意識で過ごし、好奇心を持って世界を見て、自分の感覚や感情に素直になって新しい体験をしたり知らなかった分野の知識を入れることで、自分自身に対して衝撃を与えてほしいのです。

 

 

といったところで、今回もお時間となりました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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