無意識を意識に上げる方法①

気功では意識を向けたところに気は流れると言われています。

コーチングでは意識に上がったことは書き換えが可能だと言われています。

(流派によっては、そんなこと言わないよーってとこもあるかもしれませんが)

 

この気功とコーチングで意識について話してることは、どっちもわかる人から見れば言っていることは一緒です。

 

それが何なのかっていうと

意識を向けたところは自分でコントロール出来るということです。

 

なのですが、問題は多くの人が自分自身の意志で意識をコントロールするどころか、意識を向けることさえ出来ないという点です。

 

意識を向けられなくて何が私たちをコントロールしているのかと言えば、周りの環境に支配されコントロールされているのです。

周りの環境とは、過去も含めて今のあなたに影響を与えていることの全てであり、それがあなたの無意識やセルフイメージを作り上げ、それらが今のあなたに今の周りの環境に合わせた気分、感情、行動を自動的にとらせるようにしています。

 

だから自分で意識して考えて何かをしているようでいて、実はほとんど何も考えていないのです。

今朝は目玉焼きと卵焼きのどっちを作ろうか?なんていうのは考えてるうちに入りません。

これは、ほぼ無意識の延長線上でしている判断です。

 

多くの人達がこの目玉焼きと卵焼きのどっちにしようかレベルのことしか思考していないのです。

(思考と言えるかどうかは置いといて)

 

気功、コーチングのみならず、私たちが自分を今よりももっと成長させたい、人間としてのレベルを上げていきたいと思うのであれば、この意識を向けるという行為がどれだけ出来るかにかかっています。

さらに、意識を向けたとこを、どのように自分でコントロールしていくかも重要です。

 

無意識を意識に上げる、そして意識に上がったものを自分でコントロールして書き換える。

これが気づきのメカニズムであり、自分を書き換えていく原理原則になります。

 

とはいえ、私たちは子供のころから人の言うことを聞き周りに合わせることを良しとし、自分で新しいことに気づいたり考えるというトレーニングを受けていません。

これは、まさに他人に支配されるためのトレーニングを受けてきたということです。

 

また無意識という名前が付いているくらいなので、普通に生活していては意識に上がるはずがありません。

 

だから多くの人が知らず知らずに無意識に支配されていても、まぁしょうがないですねといったところでしょうか。

 

いつも他人の目を意識している。

いつも他人の評価を意識している。

いつも周りの環境から自分がはみ出さないように注意している。

いつも「これをしても大丈夫かな」と自分の考えを疑っている。

いつも周りに指示された通りに行動する。

いつもあなたのスケジュールは周りの都合で決まっている。

いつも自分の気持ちよりも損か得かで判断している。

いつも自分の考えより偉い(と思い込んでる)人の言葉を信用する。

 

これらは周りに支配されている典型的な例ですが、無意識にこれらの行動をしている人が多いのです。

無意識なので、支配されていることにも気づきません。

 

また自分の意志がないということは、何も考える必要がないのである意味とても楽なのです。

そして楽だから、それに長い時間を費やしてしまい、さらに支配されている状況を当たり前のこととする無意識が強化されていくのです。

 

まぁでも無意識に支配されている、イコール周りに支配されているということを知ってしまったら、なんとかその状況を抜け出して、「自分の意識は自分でコントロールするんだ!」という気持ちになる人も出てくると思います。

 

でも「無意識に気づいて意識に上げたことを自分でコントロールしていくのがいいですよ」と言われても「はぁ?」という人もいるかと思いますので、まぁ少しわかりやすく具体的にどうやるかを説明していこうかなと思います。

 

 

なのですが、今回はもうお時間となってしまいましたので、続きはまた次回ということでもう少々お待ちくださいませ。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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