前回の記事は自分の身体と生活スタイルを見直すことでエネルギー不足を解消するでした。

7月29日にようやく関東で梅雨が明けたっぽいという報道がありました。しばらく雨の日が続いていた関東ですが、いよいよこれから連日猛暑が続くようですので、皆様方におかれましては十分健康に気をつけて今年の夏を満喫していただけたらと存じます。

気の流れを良くするためにーリラックス、呼吸、姿勢

前回「自分の身体と生活スタイルを見直すことでエネルギー不足を解消する」という話でしたが、『自分の身体と生活スタイルを見直す』ためには、ある程度の目指すべき基準が必要になってきます。

 

平たく言ってしまえば、その人がどうなりたいかという「ゴール設定」次第ということになります。ですが、それでは読者の方に不親切なので、万人向けにこうしたらいいという方向性を少し話していこうと思います。

 

で、今回の記事では気の流れをよくするという部分にフォーカスして説明していきます。

なぜ、気の流れにフォーカスするかと言うと、気の流れを良くすると、身体のエネルギー状態が良くなるので心身の健康状態が改善しやすくなるからです。

ということで、気の流れを良くしてエネルギー状態を改善していきましょう!

何はともあれリラックス

まず、気の流れを良くするために必要なことはリラックスしていることです。

まぁ、一日中リラックス出来ていれば基本的には何の問題もありません。

一日中というのは、イコール何をしている時でもということです。食事中も、歩いている時も、満員電車の中でも、スマホゲームで遊んでいる時も、勉強中も、取引先からクレームの連絡を受けている時も、常にリラックスしているということです。これが出来るようになれば、心と身体の悩みの多くは自然と解消されているはずです。

 

しかし、一日中意識してリラックスをしようとしてみればわかりますが、私たちは何をするにも心か身体のどこかに緊張感やストレスを持ってしまっています。そういう動きやマインドがクセとして身体に染み込んでしまっているのです。

 

特に、仕事や勉強をする時には緊張感を持って取り組むべきだ、という思い込みを持っている人が多く見受けられます。リラックスできるのは休憩時間や土日などの会社が休みの時だけであり、「仕事中にリラックスしているなんてけしからん」と、それこそ罪を犯すぐらいの悪いことだ、というブロックがかかっているのです。

 

マインドのブロックというのはなかなか取りずらいモノですが、気づきと変えようとする強い意識があれば取り外し可能なので、外せる人は外してしまいましょう。

 

もちろん何をするにも緊張感が必要な場面というのもあります。しかしながら多くの人は必要以上に緊張やストレスを心身にかけすぎなのです。それにいくらリラックスを意識しようとしても、緊張することが必要な時は緊張するものです。だから安心してリラックスしてください。

呼吸と姿勢を意識する

で、一日中リラックスするという意識を持つことは大前提として、他にも意識して欲しいことが2つあります。その2つは呼吸姿勢です。

 

呼吸についてはやることは単純明快です。

『息をゆっくりと吐く』これだけです。

 

吐き終わったら身体が勝手に吸い出しますので、吸うことは意識しなくていいです。止めることも意識しなくていいです。ひたすら息をゆっくりと吐いてください。で、吐くことはトレーニングでもなんでもないので、無理して長く吐こうとしなくていいです。リラックスして気持ち良い感じにゆっくり吐くことを意識してください。

 

呼吸については、意識さえしていれば誰でも簡単に出来ることですね。続けて習慣化してしまえば、あとは無意識が勝手にやってくれるので、そうなるまでは意識して続けてください。

 

で、大変なのは姿勢です。

姿勢はとても大事なのですが、『正しい姿勢』を意識されている人そう多くはないです。

 

姿勢が良くない体勢にある時、それは私たちのバランスが傾いているということになります。傾いている姿勢を無理に保とうとすると、当然ながら余計な部分に緊張やストレスがかかります。

 

今回の記事の目的でいえば、私たちは気の流れを良くしたいのでリラックス状態にしたいのですが、姿勢が悪いだけでそれが台無しになります。

 

これは短時間姿勢を崩すとか、そんなレベルのことを言っているのではありません。スマホやパソコンをしている時の姿勢であったり、普段の立ち姿や歩いている時の姿勢であったり、日常的に長い時間そうしている姿勢の習慣のことを言っています。

リラックスしているつもりでも、猫背になって首が前に垂れ下がっていたり、立っている時に片足だけに重心がかかっていたら、身体には負担がかかっているのです。

 

人は繰り返し同じことをすると慣れて習慣化するので、姿勢についても悪い姿勢でもそれなりにバランスを取り慣れてしまい、身体に負担がかかっているはずの姿勢が固定化されます。

 

ということは、長い年月をかけて今のあなたが日常的にしている姿勢が出来ているので、ちょっと意識したくらいではすぐに元に戻ってしまい、簡単には正しい姿勢になりにくいということになります。

 

なので、姿勢の悪い人が姿勢を良くするには、その人が姿勢を良くすることにどれだけ重要性を持って取り組むかにかかってきます。(コーチング的にはその先のゴールの方が重要ですが、その件は今回は省きます)

 

で、姿勢についてざっくりと理想の状態を言うと、『正しい姿勢をしている時が一番楽でリラックス出来る』と感じられる身体作りを目指してほしいところです。

 

というか、立っている時も座っている時も背筋を伸ばしてバランスのとれた正しい姿勢をしていると実際に楽なのです。

 

その正しい姿勢と呼吸がともなったリラックス状態でいると、自然と気の流れが良くなります。そしてエネルギー状態も良くなり、心身ともに健康状態でいることが当たり前になるのです。

 

ということで、今一度、自分の姿勢を確認してみてください。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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