正中線を作ろう③簡単な方法

さてさて、正中線(センター、軸、体軸)をテーマとした内容で順調に進んでおります。

このさわやかな流れに乗って、今回もさらっと本題に突入していきます。

 

前回は、目には見えない正中線を意識で作るという話でした。

ですので今回は意識して正中線を作っていきましょう。

正中線の通る位置

では、正中線を作る前にまずは最初に正中線をどこに作っていくのかをお話しします。

正中線は体の中を上下まっすぐ貫く線です。

 

で、その体の中を上下まっすぐ貫く線がどこを通る線なのか?

 

まずは上の場所です。

上はもちろん頭の上になります。

頭の頭頂部には百会と呼ばれるツボがあります。

百会の場所は、両方の耳に親指を入れ両方の手のひら全体で頭をつかむようにしたときに、中指の先が合わさる点にあります。

1番てっぺんのほんの少し後ろのちょっとだけ窪んでいる部分です。(個人差あり)

この百会が正中線を作る時の上の位置になります。

 

次に下の場所です。

立っている時は当然足の裏になります。

で、正中線を通す位置は内くるぶしの下になります。

正中線は上下に貫く線なので、内くるぶしの下ですが当然両足のあいだの部分になります。

 

もうひとつ、座っている時の下の場所も説明します。

座っている時の下の位置は会陰というツボです。

場所はお尻の肛門のちょっと前あたりになります。

 

最後に、体の中の線が通る場所を説明します。

正中線というと体のど真ん中をイメージしやすいかと思いますが、通す場所は真ん中よりもやや後ろで背骨の前の部分になります。

 

正中線を作る時は、説明した上下の場所にまっすぐな線を通します。

 

正中線を通す場所を簡単におさらいすると

百会→背骨の前→会陰→内くるぶしの下、となります。

当然のことですが姿勢は正しくして正中線をつくりましょう。

正中線を作る1番簡単な方法

さて、場所がわかったところで実際に正中線を作っていきます。

 

まずは何のトレーニングもいらない一番簡単な方法から紹介していきましょう。

まぁ、言ってみれば簡単なイメージトレーニングみたいなものです。

 

まだ正中線を意識して作ることに慣れていないので、身近にあるものを利用する方法を使います。

身近にあるどんなものかというと、まっすぐ垂直に立っているものです。

私たちの周りにはまっすぐ垂直に立っているものがたくさんあります。

なぜなら、建物を建てる時はまっすぐ垂直に建てるのが一番バランスが良く壊れにくい建物を作りやすいからです。

 

これは私たちの体も一緒です。

まっすぐ垂直に立っている時が、1番バランスが良く無駄な力もいりません。

 

だからこの身近にある建物のまっすぐ垂直になっているラインを、自分の中に正中線を作るために利用させてもらいます。(柱でも電柱でもまっすぐ垂直であれば何でもいいです)

まっすぐで垂直な建物のラインを真似る

身近にある建物のまっすぐ垂直になっているラインをどう利用するかというと、簡単に言えば真似をします。

「俺もあいつみたいに、まっすぐになろう」みたいな感じです。

 

で、実際に真似ていきます(正中線を作ります)が、その時にまっすぐ垂直になっているラインを人差し指を使って2~3回くらい上下になぞってみましょう。

で、その後にその人差し指を上に向けて、自分の体の前に立ててみてください。

 

この動作をすることで、なんとなく体が上下にスーッと伸びた感じがしてくるはずです。

そしたら先ほど説明した体の中の正中線を通す場所(百会→背骨の前→会陰→内くるぶしの下)に、体が上下にスーッと伸びた感覚をそのままコピーしてみてください。

 

これであなたの姿勢は正中線を通す前よりも良くなっているはずです。

 

これが体の中に意識で正中線を作る感覚であり、1番簡単な方法になります。

この正中線の意識を保ったまま歩いてみてください。

きっと、いつもよりも気持ちよく歩けているはずです。

 

 

いやぁ、今回はなんてきれいなブログ記事なんでしょう。

みぃちゃんどうよ。

 

みぃちゃん「ん~、なんかHOW TO記事みたいで面白みにかけるわよね~」

「やっぱり、もっとあたしを出していった方がいいと思うわ~」

 

おっ、そうでございますか。

これは失礼いたしました!!

 

ということで、次回も引き続き正中線です、

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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