前回の記事は「引き寄せの法則と潜在意識④変性意識を活用する」でした。
変性意識状態を活用することで潜在意識にあなたの想いや願望を直接伝えることが出来るという内容をお伝えしました。
今回は前回の予告通り、潜在意識への想いや願望の伝え方について説明します。
まずは、「ジョジョの奇妙な冒険」の中のセリフから入ります。
DIO様ッ!あなたは時を必ず支配できるッ!
もっと!もっと!静止したときの中を動けると思いなしゃれッ!
空気を吸って吐くことのように!HBの鉛筆をベキッ!とへし折ることとおなじようにッ!
できて当然と思うことですじゃ!
大切なのは「認識」することですじゃ!
スタンドを操るという事は できて当然と思う精神力なんですぞッ!
JOJOの奇妙な冒険 第28巻
これはアニメ・漫画の「ジョジョの奇妙な冒険」で、DIO(ディオ)が静止した時間の中で初めて動くことが出来た時にエンヤ婆がDIOに対していったセリフです。
DIOは「ジョジョの奇妙な冒険」の主人公に敵対するラスボス的な存在で(第1部と第3部)、第3部では上記のような「自分以外の時を止める能力」が覚醒します。
「自分以外の時を止める能力」→スタンド名:世界(ザ・ワールド)
超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部 11.DIO (荒木飛呂彦指定カラー) (再生産)
ちなみに余談ですが、僕の気功の師に「気功の上達のために参考に出来るおススメの本はありますか?」と質問したところ、即答で荒木飛呂彦先生です!「ジョジョの奇妙な冒険」です!!と答えられました。特に参考になるのは第3部以降とのことでした。いろいろと学べる漫画なので興味のある方は、ぜひ読んでみてください。(注 気功について書かれている漫画ではないので、この漫画さえ読めば気功が出来るようになるとは思わないように)
また、今はアニメで第5部が放映中です。
もうひとつちなみに、ジョジョ好きの間では第何部が好きか?という話しが良く出ますが僕の好みでは、第4部→第3部→第5部の順で好きです。
潜在意識への想いや願望の伝え方
で、潜在意識への想いや願望の伝え方について説明に戻ります。
前にも話したように、私たちの認識は私たちの思い込みによって作られます。
そして、あなたの思い込みそのものが、あなた自身の現実世界を作ります。
これは法則です。
あなたが、生きることは苦しみの連続だなぁと心から思いこんでいたら、あなたの想い通りあなたの人生は苦しみの連続になります。
あなたが、自分の人生は何をやってもうまくいかないなぁと心から思いこんでいたら、あなたの想い通りあなたの人生は何をやってもうまくいかないことの連続になります。
あなたが、自分はこういう性格だと心から思いこんでいたら、あなたの想い通りの性格を現実世界で演じ続けることになります。
これが潜在意識のパワーであり、この世界の法則であり、宇宙の法則でもあります。
潜在意識はあなたの思い込みを受け取り、その思い込みそのままの現実世界を目の前に見せてくれます。
で、繰り返しますが「ジョジョの奇妙な冒険」の中のこのセリフです。
「DIO様ッ!あなたは時を必ず支配できるッ!」
「もっと!もっと!静止したときの中を動けると思いなしゃれッ!」
「空気を吸って吐くことのように!HBの鉛筆をベキッ!とへし折ることとおなじようにッ!」
「できて当然と思うことですじゃ!」
「大切なのは「認識」することですじゃ!」
「スタンドを操るという事は できて当然と思う精神力なんですぞッ!」
この認識です。できて当然と思い込む認識です。
このできて当然と思い込む認識が、あなたの現実世界をつくります。
この思い込みというのは、自分を信じることにもつながります。
自分がそうなることを疑わず、100%自分を信じ切ることがあなたの現実世界を変えていきます。
願望を潜在意識に伝える具体的な方法
で、ここからあなたの思い込みたい願望を潜在意識に伝える具体的な方法に入ります。
まず、その願望が叶えられた状態をリアルにイメージします。
そのイメージはすでに叶えられていて、その中であなたが活動しているところをイメージします。
臨場感を持って深くイメージします
繰り返しますが、イメージするのはすでに願望が叶えられている状態です。
これが「こうなりたい」「こうだったらいいなぁ」のような願望であれば、それはそのまま「こうなりたい」「こうだったらいいなぁ」の状態を引き寄せます。
ということは、その言葉そのままに願望が叶わない状態のままという現実をつくる可能性が高くなってしまいます。
なので必ず、すでに願望が叶っている状態をイメージします。
で、この願望が叶った状態を深くイメージすることを、前回説明した変性意識状態の時に行います。
余裕があれば、言葉にして唱えることも効果的です。
で、ここからがさらに重要です。
潜在意識に願望を落とし込めばそれで終わりではありません。
すでにそうなっているとする行動
私たちが一番臨場感を感じているのは、私たちの現実世界です。
想像の中でいくら臨場感を高めたところで、現実世界の臨場感にはなかなかかないません。
だから現実世界の方も変えていかないことには、願望を叶えた状態に移行していきにくいのです。
では、あなたが潜在意識に願望を落とし込みながら、現実世界でするべきことは何か?
それは
すでにその願望が叶えられたかのように、そうなりきって行動するのです。
潜在意識に願望を落とし込み、現実世界で願望が叶えられたかのようになりきって行動することで、潜在意識に落とし込まれた願望と、顕在意識にある願望と、現実世界の行動が一致します。
潜在意識と顕在意識と行動が一致することで、引き寄せの法則が発動するのです。
例えとして、すごく簡単な例をひとつあげます。
毎日を笑顔いっぱいで楽しく暮らしたいと思いました(顕在意識)
変性意識状態のときに、毎日を笑顔いっぱいで楽しく暮らしているイメージを臨場感を持ってイメージし潜在意識に落とし込みます(潜在意識)
毎日が笑顔いっぱいで楽しいなぁと思い込んで現実世界でもそのとおり行動する(行動)
これを続けて行うことで、いつの間にか毎日が笑顔いっぱいで楽しい生活をしていることが当たり前になってくるのです。
潜在意識に願望が叶った状態を落とし込んだら、現実世界でも願望が叶ったという精神状態(思い込み)で行動するのです。
毎日が笑顔いっぱいで楽しい生活が当たり前なんだという、潜在意識への落ち仕込みと思い込みと行動をしていくことが、そのままあなたにその願望の状態を引き寄せてくるのです。
まぁこれも、言うは易し行うは難しで、ある程度の精神力や自己肯定感も必要となってきます。
なぜなら、願望の実現には必ずタイムラグがあるからです。
まぁそれはそれとして、出来そうな人は潜在意識への落とし込みと、もうすでにそうなっているという思い込みの行動を数か月試してみてください。
それはもう、効果絶大ですわよ。(by 白井黒子)
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。