丹田(下丹田)を作ろう

前回まで、気の玉を作って体の中で動かすという話をしました。

気功についてこのブログで伝えている内容は、今のところは基本的なことのみを出来るだけわかりやすく簡単に説明しているのですが、今まで気の世界に触れたことのない人にとっては、この内容でもちんぷんかんぷんと感じているかもしれません。

 

まぁ、気功については文章だけではなかなか臨場感をかんじられないのでそれもしょうがないですね。

しょうがいないと言っていてもしょうがないので、一度はどこかで実際に体験してみるのがいいと思います。

 

まぁ、気功の基本をさらっと理解するのなら僕のとこが1番おススメなので来てみたらいいですよ~

セッションメニューはこちら

 

ということで、いきなりですが今回からは丹田の説明に入ります。

丹田とは何か?

丹田ってなんでんねん?

と思われる人もいらっしゃると思います。

 

まぁこのブログでも何度か丹田に触れているのですが、まだちゃんと説明した覚えがないので(もしかしらしたかもしない)、今回からは丹田がどんなものか説明して、さらに丹田の作り方もさらっとご紹介していきます。

 

で、丹田にもいくつかの種類があります。

一般的には上丹田、中丹田、下丹田の3つに分けられてます。

 

ただし、ただ単に「丹田」と用いられた場合はほぼ間違いなく下丹田のことを指しています。

下丹田とはおへそから指4本分したのあたりを中心とした部分になります。

わかりやすく言えば下っ腹の部分です。

 

ちなみに上丹田が頭のおでこの部分で、中丹田は胸の中心部分です。

 

で、丹田を作るということは、この下っ腹の気を活性化させることです。

気功的に言えば、丹田が開いた状態になるということです。

 

わかりやすくイメージでお伝えするとしたら、前回まで作っていた気の玉が体の中の下丹田の位置(下っ腹)にある状態だと思ってください。

丹田が活性化するとどうなるのか?

で、丹田を作るとどうなるのか?

 

ひとことで言うと、腹が据わります。

腹が据わると精神的に安定した感じになります。

下丹田を徹底的に鍛えることで、何があっても動じない強靭な精神力が備わります。

 

まぁそこまでいかなくても、下丹田のトレーニングを続けていくことで具体的に感じられることと言えば、

 

・肩の力がぬけゆったりと落ち着いた気分になれる。

・多少のことでは心を乱されなくなります。

・動揺しそうな場面でも呼吸を乱さずに平然と腹式呼吸をしている。

 

逆に下丹田が出来ていないとどういう状態になりやすいか?

 

・ちょっとしたことで腹を立て、頭に血が上りやすくなる。

・浮ついた気持ちになりやすく、心が安定しない。

・腹式呼吸が上手くできないために、息が上がりやすい。

 

とまぁ、単純に下丹田が出来ていないとなかなかリラックスが出来ないのです、

なぜなら、ちょっとしたことで頭に血をのぼらせたり、なかなか心が安定しない時というのは、リラックスが出来ていないからそうなるのです。

 

やはりここでもリラックスが出てきます。

 

リラックスして下丹田が出来ていれば、何があっても大丈夫だという気持ちになります。

何があっても大丈夫だという気持ちがあれば、新しいことにも積極的にチャレンジ出来たり、何に取り組むにしても落ち着きと安定感があります。

 

何があっても大丈夫だという気持ちを持っている状態は、ある意味無敵の状態とも言えます。

なぜなら動じない心ほど強いものはないからです。

だから、この気持ちの状態になることで、どんどん人生は良い方向に変えていくことができるのです。

 

といったところでそろそろお時間となってしまいましたので、次回は丹田を作る方法を具体的に説明していきます。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

おすすめの記事