自己受容の話
エナジーカウンセラー/エナジーコーチのMASAMICHI FUKUSAKAです。
前回のブログで「アドラー心理学に学ぶ幸せに生きる方法」という記事を書きました。
その中で幸せに生きるためのポイントとして
「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」の3つを上げました。
この3つの中で、僕が特に個人的に一番大切だと思っているのは「自己受容」です。
今回のブログではその「自己受容」について書いていきます。
自己受容とは?
ありのままの
自己受容とは、基本的には「ありのままの自分を受け入れる」ことです。
「ありのままの」と言えば「アナと雪の女王」の主題歌が思い浮かぶ人が多いと思います。
「アナと雪の女王」が流行っていた頃は、「ありのままでいいのか?論争」みたいなのが見受けられましたが、自己受容で言うところの「ありのままの自分を受け入れる」とはいったいどんな意味なのか?
Doing(行動)、Having(結果)、Being(存在)
人を評価する時の基準は大きく分けて2つあります。
3つの評価基準とは、Doing(行動)とHaving(結果)とBeing(存在)です。
Doing(行動)の評価とは、その人がどのような行動をとっているか
Having(結果)の評価とは、その人がどんな結果を出しているか
Being(存在)の評価とは、その人そのものの価値
私たちが学校や実社会で評価されているのは、ほとんどDoing(行動)とHaving(結果)です。
だから私たちはDoing(行動)とHaving(結果)を見て、人の評価を判断することを当たり前だと思っています。「〇〇をしているから偉い」「〇〇大学に合格したからすごい人だ」「〇〇な結果をだしたから立派だ」という評価です。
自己受容とは自分のBeing(存在)を愛すること
本来、私たちのBeing(存在)に良いも悪いもなく、その評価にDoing(行動)とHaving(結果)は関係ありません。
Being(存在)と、Doing(行動)Having(結果)とは分けて評価するべきものです。
前回のブログでも出てきた、課題を分離するとらえ方です。
そして「自己受容とは、自分のBeing(存在)を愛することです」
あなたの評価する時に、あなたがどんなDoing(行動)やHaving(結果)で生きていようとも、あなたの存在を愛すること。それが自己受容です。
わかりやすく極端な言い方をすれば、「罪を憎んで人を憎まず」を自分に対してすることです。
自己否定しないために
私たちはDoing(行動)やHaving(結果)で、自分のBeing(存在)の評価が決まると思い込まされています。
そうなると目標を達成できなかったり、自分自身が罪悪感を持ってしまうような行動をしてしまった時に、「自分はダメな人間だ」「自分は価値がない人間だ」と自分の価値を否定してしまいます。
しかし、私たちが生きていく上で、何をしていいかわからずに道に迷ったり、やってみたけど失敗したりすることは当たり前のことです。時に道を踏み外してしまうこともあるでしょう。でも人は失敗や経験を重ねて学んでいく生き物です。
だから、たとえ失敗したり、自分のしたことに罪悪感を覚えても、それを教訓として今後の人生に生かしていけばいいのです。
何があっても自己受容する
自己受容とは、自分のBeing(存在)を無条件に愛すること。
その愛に、Doing(行動)やHaving(結果)は関係ありません。
たとえ何があっても自分を愛し、Doing(行動)やHaving(結果)は分離して自分の成長のために活かすために必要な経験として認識すること。
それができれば、自己否定するマインドはなくなっていきます。
セルフトークからもネガティブセルフトークがなくなっていきます。
まずはあなた自身があなたの存在を愛すること。
何があってもあなた自身があなたの味方でいること。
そうすることで、自己否定していた人も自己肯定のマインドに変わって成長が加速していきます。
まずは、自分自身を愛することからはじめていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。