胴体を大きくゆっくりゆらす

前回の記事「体をゆすると体はゆるむ」では、体をゆるめるためには体をゆすることがとても有効です、ってなことを書きました。

そして、体の部分部分を意識してそれぞれをゆするようにしてゆるめていきましょう、ってことでした。

 

で、これはやってみるとわかると思いますが、体の部分部分をゆすることはあまり簡単なことではありません。

 

まぁ、ちょっと分けて言うと、手足をゆすることは簡単かもしれませんが、体の胴体の部分についてはなかなかうまくゆすれない人が多いのではないかと思います。

まぁ、これに関してはやり続けていればそのうち感覚がつかめてくるようになるとは思いますが、うまくできないことをひたすら続けていくというのは結構なストレスになってしまう可能性があります。

まぁ、自分がやりたいことをするためのストレスは「良いストレス」なのでそれで心身がどうのこうのってことはないのですが、もともとストレスをかかえている人だった場合はこの良いストレスさえも受け止められる器が体に不足していて続けることができないかもしれません。

 

どうですか!

まぁ、の3連発の完成ですよ。(少し強引ですが)

 

みぃちゃん「あら、まぁ!」

 

誰が、うまいこと言えと!!

 

で、からだをゆるめてリラックスして自然体になろうっていう時に、さらなるストレスになってしまうことを避けるために、今回はもうひとつとっておきの体をゆする方法をお伝えしようと思います。

胴体を大きくゆっくりゆらす

前回お伝えした、体をゆすって体をゆるめていく方法というのは、どちらかというと体を小刻みに震わす感じにゆらしていく方法になります。

この小刻みにゆするというのは、先ほども触れましたが手足に関しては楽にできるかと思いますが、胴体部分についてはなかなか難しいと感じる人が多いと思います。

 

胴体部分をゆすることが難しいと感じる理由として、大きく2つあります。

1つは、もともと胴体をゆらすという意識がいままでなかったために、どうやってゆすったらいいのかその感覚を体がつかめていないこと、

2つめは、胴体部分が固まってしまっていること。固まっているということは心身が緊張状態にあるということです。

 

まぁ、いずれの理由にしても毎日コツコツとゆすっていけばゆるんでくるのですが、実は少し手っ取り早く胴体をゆるめる方法があります。

 

その方法は、体を大きくゆっくりゆらすことです。

 

小さく小刻みにゆすれないなら、大きくゆっくりゆすればいいってことです。

押してもダメなら引いてみなってことです。(ちょっと違うかも)

 

小刻みにゆするのが「ぷるぷる」とか「ぶるぶる」って感じなら

大きくゆらすのは「ゆぅら、ゆぅら」とか「ゆぅる、ゆぅる」のような感じです。

 

イメージとしたらフラダンスのリズムと体の動かし方ですね。

 

で、この体を大きくゆらす方法を胴体の3つの箇所に対してやってもらいます。

その3つの箇所とは「背骨」「胸」「腹」です。

では、それぞれの箇所について説明していきましょう。

 

1.背骨

背骨は胴体の真ん中やや後ろ側を上から下まで通っている骨です。

ここで言うゆらしてほしい背骨は、頚椎(けいつい)胸椎(きょうつい)腰椎(ようつい)、もひとつおまけに仙骨(せんこつ)までを指しています。

 

で、実はこの背骨をやわらかくゆらすことが出来るようになることが、体をゆるめることのゴールに近づくための一番大事なポイントになってきます。

なぜなら、体の中心を支えている背骨がゆるむことが、イコール体全体がゆるむことに直結することになるからです。

 

2.胸

ここで言う胸は、胸周り全般を指します。

気功的に言えば中丹田の周り全般です。

 

この胸周りをやわらかくゆすることでが出来るようになると、胸のつかえがとれたりして心の緊張やストレスが解消されやすくなります。

 

3.腹

ここでいう腹はおへその周囲全般になります。

簡単に言うと下っ腹です。

気功的に言えば、下丹田とか臍下丹田とか気海丹田とか言われる箇所の周囲になります。

 

お腹周りがやわらかくなれば、ゆったりとした気分になれたり血液の流れが良くなったりしやすくなります。

 

 

で、この「背骨」「胸」「腹」の3か所を大きくゆらしていくのですが、そろそろお時間となってしまいましたので、具体的なゆらし方については次回に説明していこうと思います。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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