本日は11月3日で文化の日であります。

文化とは、社会を構成する人間の集団によって習得、共有、創造されたことが継承されている行動様式や生活様式などのことです。

例えば、その地域独特の言語、風俗、道徳、宗教などはその具体例です。

 

この文化の日の成り立ちですが

1946(昭和21)年のこの日、平和と文化を重視した日本国憲法が公布されたことを記念して、1948(昭和23)年公布・制定の祝日法で「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日に定められた。
戦前は、明治天皇の誕生日であることから、「明治節」という祝日だった。

今日は何の日~毎日が記念日~

ということで、もともとは明治天皇のお誕生日でした。

 

また11月3日はいろいろな記念日が重なっており(まぁ毎日何らかの記念日となっておりますが)、文具の日、まんがの日、レコードの日、ハンカチーフの日、みかんの日、ちゃんぽんの日、調味料の日、ゴジラの日、サンドウィッチの日、アロマの日、いいお産の日、いいレザーの日とまぁ盛沢山なのであります。

 

で、せっかくなので今日のブログではこの盛沢山の記念日からひとつのテーマをピックアップしてお届けしようかと思います。

ということで、先ほどまで2時間ほど極秘重役会議をした結果、今回のブログでは「まんがの日」をピックアップすることに決定しました。

 

みぃちゃん「あんた、まんがの日でなくてもちょこちょこ漫画ネタ書いてるじゃん」

 

まぁいいじゃないかぁ、そんな細かいことは気にしないで

 

「まんがの日」にちなんで漫画ネタ

だがしかし

このブログで取り上げるくらいなので、とても深い学びが得られる漫画ネタをお届けします。

「教祖タカハシ」の世界

我が家の本棚にある漫画本で、冊数、タイトル数、重量と、そのすべてにおいて圧倒的ナンバー1を誇るのが我らがジョージ秋山先生の作品達です。

ジョージ秋山先生の作品といえば、「浮浪雲」「銭ゲバ」などがテレビドラマにもなっているので有名ですね。

 

ギャグマンガから人間の生き方を描いた漫画まで、いろいろなテーマの作品があります。

また、けっこうマニアックな作品もあり、そういう作品がまたかなり良作だったりします。

中でも「弘法大師空海」は、好きな作品で何度も読み返していますが、学びと刺激が得られて、また漫画ながらも超能力や仏教についてもわかりやすく触れられていて、今の僕に影響を与えている作品のひとつとも言えるでしょう。

 

その「弘法大師空海」に負けず劣らず僕が大好きなジョージ秋山先生の作品が、これまたマニアックな作品である「教祖タカハシ」です。

この作品はタイトルどおりタカハシという教祖が出てくるのですが、その内容は一般常識から見ればオカルト的な内容で、さえない主人公のサラリーマンとその妻(悪妻)とのやり取りなどに絡めながら超能力や気功的なことや宗教的な教えや神様の話し、はたまた健康法や呼吸法などの話しまで盛り込んでいる圧倒的なパワーを持った異色本です。

 


教祖タカハシ (マジカルコミックス (9))

 

「教祖タカハシ」の中には呼吸法等のワークが丁寧に描かれており、本を読みながらもいろいろなワークを練習したものです。

ワークの中でも「雁(かり)の舞」という動きは特にお気に入りで、今でも週に5~6回は欠かさずにやっています。

まぁこの本の内容も今の僕の活動に直結している作品ですね。

 

と、作品の紹介だけでお時間が迫ってきているので、サクッと本題に入ります。

生きていることを意識するだけ

では、教祖タカハシのありがたいお言葉をどうぞ

タカハシ「それは、あなたが自分が生きていることを意識したからなんです」「忙しく流される毎日の中で生きていることを忘れがちです。生きていることを思い出せば生きる力は働きだします」「生きていることを意識するだけで生きるのに必要なものは備わり出します。不必要なものは消えて行きます。病や悩みは生きるのに必要でしょうか」

「教祖タカハシ」ジョージ秋山

これは心臓に痛みがあった主人公がタカハシの指導でその痛みが消えたことに対しての、タカハシの説法です。

 

タカハシの指導は右足からはいていたパンツを左からはくようにという指導でした。

主人公はその指導以降、パンツのみならず常に無意識に右手・右足からしていたことや歯磨きなどに使う手も逆にして生活します。

そうすることで、今まで無意識でしていたことを意識してやらざるをえなくなります。

 

自分が無意識でしている日常の動作のひとつひとつに意識を向けていく。

そしていつもの習慣とは違う慣れていないことのため、自分のやることも意識して行います。

その意識の集中に余計なことは入ってきません。

 

自分のやること自分のすべきことに意識をしていれば、そこに自分のやること自分のすべきこと以外のことはあまり気にならなくなるのです。

また、自分が自分の意志で今を動いていることも臨場感をもって実感します。

 

自分が今、何をするのか?何をしているのか?

まさに生きている今に意識を集中させてくれるのです。

そして新たな気づきも促してくれます。

これは気功やコーチングでは当たり前にしている無意識を意識に上げることにも通じます。

 

心臓の病気のことばかりを気にしていた主人公に、今は何をすべきかを意識させることで、その時の心臓の病気の不安や悩みは不必要なものとして消えてしまいます。

 

コーチング的に言えばタカハシの説法の「生きていること」を「ゴール」を置き換えて考えてみてもいいでしょう。

 

いずれにしても、自分が今していることに対して意識を向けることは自分を成長させる以外にもとても重要な力を発揮しています。

特に今、悩みや不安を抱えている人であれば、今の自分がしていることやすべきことだけに意識を向けるというのは悩みや不安を消すのに有効な手段のひとつとなります。

 

それに常に今 自分が生きていることを意識していれば、悩みや不安が入ってくる必要性もありません。

 

あなたが生きていることを思い出せば生きる力は働きだすのです。

今一度、自分が生きているということをしっかりと意識してみましょう。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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