無意識を意識に上げる方法⑤身体の緊張状態を解放する

前回は「無意識を意識に上げる方法④自分を受け入れること」でした。

 

子供の頃の意識で過ごすことで受容システムを取り戻す。

そのために、まずは自分を受け入れる自己受容をすることがとても重要です。

自己受容がすべての土台となるためにこれがないと始まりません。

そして自己受容するためには、リラックスが必要になるという所までお話ししました。

無意識を意識に上げる方法⑤身体の緊張状態を解放する

リラックスの反対は緊張です。

なぜ緊張するかと言えば、不安や恐怖があるからです。

 

子供は周りからのネガティブな介入があるまでは、のびのびして緊張の全くないリラックス状態で過ごしています。

それがネガティブな介入や変な自意識が生まれると子供といえどもどんどん緊張することが増えてくるのです。

そして常に緊張している大人が出来上がります。

 

少し大げさに言えば、緊張している人は常に何かしらにおびえて生活しているのです。

ひどい状態だと寝ている時まで緊張しています。

 

私たちが緊張するのは、いざという時だけでいいのです。

緊張しっぱなしというのはずっと交感神経優位の状態であり、ホルモンバランスを崩して心や身体が不調になる原因となります。

 

この緊張状態を解放して身体を自由にしてあげる必要があります。

 

まずは身体からです。

無意識を意識に上げるには身体を観察することがわかりやすいからです。

 

なぜなら、あなたの思考や行動のパターンといった情報的なものは目には見えにくい習慣なので慣れていないと最初はわかりにくいかもしれません。

しかし身体の状態といった物理的な感覚は臨場感につながりやすくわかりやすいのです。

そして身体の場合は意識したい部分に意識を向けるだけでそこがどうなっているかがわかります。

 

また身体を整えることは何よりも大切です。

身体が不調だと、何か新しいことをしようとかいう気分にもなりにくいし、ポジティブなアイデアも浮かんできにくくなります。

 

だから身体からなのです。

身体のリラックスです。

このブログではしつこいくらいにリラックスの重要性を話しているので、リラックスの具体的な方法は他の記事を見てもらえればと思いますが、まずは自分の身体の緊張に気づくことです。

そのためには自分の身体の部分部分を丁寧に意識して観察していきます。

 

人は身体の意識したところに気が発生します。

人によっては、意識するだけでその部分が温かくなります。

 

まぁ温かくならない人でも、その箇所がどのような状態であるかは把握できます。

で、観察した箇所が緊張して固くなっていたとしましょう。

 

例えば、あなたの右肩の筋肉が緊張していることに気づきます。

 

そしたら、その右肩の筋肉を否定せずに愛の心を持って労わってあげましょう。

「こんなにいつも頑張ってくれているんだね、ありがとう」と撫でてあげたり声をかけたりしてあげましょう。

 

前回の記事で自己受容の話しをしましたが、何があっても自分を愛して認めて受け入れてあげることは必ず徹底してください。

 

そこであなたがすることは、右肩をリラックスさせて楽にしてあげようと決意することです。

それはあたかも愛する人が落ち込んでいる時に、自分がその愛する人をどうにか元気にしてあげたいと思うようにです。

 

まぁこれが「無意識を意識に上げる方法」の一番簡単な方法です。

 

自分の意識にリラックスした方がいいという情報を入れたことで、今まで無意識に見て見ぬふりをしていた身体の緊張状態に気づく。

気づいたことで緊張している箇所が意識に上げる。

そして意識に上げた箇所をあなたの理想の状態に書き換えようと決める。

日常生活の中で緊張に気づくようになり、その場でリラックス状態に書き換える

または、緊張している状態をリラックスに変えるための新しい習慣を取り入れる

リラックス状態が通常の状態になる

または緊張しても、すぐにリラックス状態に戻せる身体になっている。

 

これがリラックスを例とした無意識を意識に上げる方法です。

 

そして身体がリラックスしていることで、ようやくあなたの意識、感覚、感情などが子供の頃のように正常に働き始めます。

なぜなら身体を緊張状態にしていたことで意識、感覚、感情なども閉ざしてしまっていたからです。

 

この緊張状態から解放されることで、あなたが受け取る意識、感覚、感情などのセンサーが働き、世界に向けて興味が開かれ、自分のやりたいことにも正直に反応し、自分がこれからどうなっていきたいのかも想像力がわいてくるようになるのです。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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