無意識を意識に上げる方法③子供の頃の意識で過ごすの続き

前回の記事は「無意識を意識に上げる方法②子供の頃の意識で過ごす」でした。

私たちが自分の意識を自分でコントロールするためにすべきことは、まずは閉ざされた意識を子供時代のように再び開き、世界からいろいろなものを吸収できる受容システムを取り戻すことだという事を話ししました。

受容システムを開くことで、あなたは自分の意識を再び取り戻し、あなたの興味のあることに目が向くようになりやりたいことに対しても夢中になれるようになります。

と言う流れから今回は「子供の頃のようにあなたの受容システムを再び開けるにはどうしたらいいのか?」ということについて話ししていきます。

無意識を意識に上げる方法③子供の頃の意識で過ごすの続き

皆さんは、今の知識、能力、経験をそのまま持って、子供の頃の自分に戻ってもう一度人生をやり直してみたいと思ったことはありますか?

僕はあります。

特に強く記憶に残っている場面を思い出し、あの時こうしていたらとか、あの時はなんてもったいないことをしていたんだ、というようなことを感じたりします。

 

とはいえ、すべての経験があって今の自分があるわけですからその体験を否定するわけではないし、過ぎたことを悔やんでも仕方がありません。

で、今回の記事ではそういうことを言いたいわけではありません。

 

言いたかったことは、あなたが今、子供の頃の何でも吸収して世の中を受け入れる受容システムを開くことが出来れば、結果的に「今の知識、能力、経験をそのまま持ったまま子供の頃の自分に戻った感覚で人生を再スタートすることが出来る」ということです。

 

とはいえ、無意識となっている知識、能力、経験の中には、あなたの理想の未来に対してふさわしくないことも存在しているので、そこは当然ながら意識に上げて理想の方向にコントロールしていく必要があります。

 

ここでまず優先したいことは常に子供の意識で過ごすということです。

 

で、「子供の頃の意識って何だっけ」ってことになるかと思いますので、まぁ簡単にどんな状態なのかをあげてみます。(5歳くらい)

 

●身体も精神(脳と心)も緊張のないリラックスした状態

●自分の興味を持ったことに没頭する

●好きなことをして、いやなことはしない

●まずはやってみる

●知らないことに興味が向く

●とにかく身体を動かしている

●喜怒哀楽がわかりやすく感情表現が豊か

●元気がある

●ぐっすり眠り快適に目覚める

●身の回りにある物で新しい遊びを自ら作る

●毎日が楽しい

●絵を描くのが好き

●好き嫌いがはっきりしている

●仮想世界で遊ぶことが出来る(仮面ライダーやプリキュアごっこなど)

●知らない人とでもすぐに仲良くなれる

 

と、ざっくりとあげてみました。

人によっては自分は性格や環境などの影響でそうではなかったっていうポイントもあるかもしれませんが、それでも多くの部分はあてはまっていたかと思います。

 

で、上にあげた子供の状態は15個あります。

この中で今のあなたに当てはまる状態はあるでしょうか?

人によっては一つもあてはまらないということもあると思います.

 

子供の頃っていうのは、たいがい素直で周りを無条件で信頼しています。

それは意識が開いていて何でも吸収しようとし、また世界を受け入れているためです。

 

これが成長するにつれ、ネガティブな感情の影響や自意識の芽生え、または強固なセルフイメージを作ってしまうことで意識を閉ざしてしまいます。

 

意識を閉ざしてしまうとどうなるのか。

 

周りの状況に合わせて偽りの自分を演じわけ、周りのことも半分信頼していない。

自分の手に入れてきたものを守るために頭を働かせ、自分から何か新しいことをしようとしたりせず、それまでの経験で作り上げたセルフイメージどおりの自分からはみ出さないようにする。

 

とまぁそういう状態です。

意識を閉ざしているので、自分の無意識が何をしていようが気づきはしません。

 

コーチング的には、自分の無意識にある思考や行動のパターンを知るために徹底的に自分を観察します。内観です。

そしてこれは無意識を意識に上げるためのとても有効な方法です。

 

有効な方法というのは確かなのですが、人によっては時間がかかったり(時間はかかるものなのですが)自分ひとりではなかなか続けられなかったりします。(続けてほしいのですが)

また意識を閉ざしている場合は無意識に気づきにくいし気づいてもどうしたらいいかわからないということになることも出てきてしまいます。

 

であればまずは意識を開くこと。感覚を開くまたは感情を開くと言っても良いです。

まぁ何でもいいから、まずは開いて受け入れていくことから始めることがおすすめです。

 

そのためには、子供の頃の意識で過ごすというのがとても有効なのです。

 

例えば、子供の頃の意識になって上にあげた15個の項目を実際にやってみる。

実際にやってみると、いろいろな気づきが出てきます。

実際にやってみると言うか、まず実際に出来ないことが多いことに気が付きます。

 

なぜ、実際に出来なくなったのか。

そこがあなたが今の自分と子供の頃とで意識や状態が変化しているポイントになります。

なぜ、実際に出来なくなったのかと自分を観察して見えてきた答えが、あなたの今の現状の無意識が意識にあがったという状態にもなるのです。

 

 

といったところで、お時間となってしまったので、続きは次回とさせていただきます。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございまいた。

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