無意識を意識に上げる方法②子供の頃の意識で過ごす

前回の記事は「無意識を意識に上げる方法①」でした。

多くの人の無意識は、周りの環境に影響され支配されています。

あなたが自分で考えて選択したと思っている行動、感情、気持ちなども、その多くは今までの生活の中で周りの環境から受けてきたことが影響した無意識の延長線上でしかありません。

 

あなたの無意識があなたが意識して行動してきた習慣によってつくられているのならそれは素晴らしい自動装置として重宝してほしいのですが、残念ながら多くの人の無意識は自分の意識以外の周りからの影響によって形成されています。

ということは必然的にあなたの無意識はあなた以外に支配されているということになります。

 

だから、私たちが本来の自分を取り戻すためには、自分の意識を自分でコントロールする必要があります。

 

ということで、どうすれば自分の意識を自分でコントロールできるかということについて書いていきたいと思います。

 

ん~なんかすごく真面目っぽい文章になっているんだけど、まぁいっか。

 

みぃちゃん「え~、それでいいのぉ」

「あんまり堅苦しい文章だと、あたしが入っていきずらいじゃないのよ!」

「最近あたしの出番もほとんどなくなってきちゃったし、用がないならもう来ないわよ!!」

 

えっ!それは困ります!!

みぃちゃんのコメントがあってこそ、このブログも順調に更新できているってもんですからね!!

みぃちゃんファンの読者のためにも、これからもっと頻繁にコメントをもらうようにしていくように心掛けていきますよー!!

 

「まぁ、それならもう少し様子見てあげようかな」

 

よっ!さすがみぃちゃん!!

ということで、自分の意識を自分でコントロール方法です。

子供の頃の意識で過ごす

私たちは皆、子供の頃は大天才でした。

いろんなことを加速度的に吸収し覚えて身に付けていっていました。

 

特に日本語という言語の中でも難しいといわれている言葉でも、ほとんどの人が聞く、話す、書くことを当たり前のように習得しています。

私たちが何年も英語を学習しても、なかなか実践で使えるようになれないのとは大違いです。

 

まぁクリティカルエイジという脳の問題もありますが、それにしても子供はたくさんのことを短期間の間に吸収していきます。

逆に大人になるにつれて新しいことを吸収していく力が閉ざされていきます。

 

なぜ子供は吸収でき大人は吸収できないのか。

それは世の中を受け入れていく意識が開いているか閉じているかの違いです。

 

子供の頃は何もかもに興味津々です。

自分の外の世界に対して心を開いて何でも受け入れていきます。

 

大人は新しいことに対してなかなか興味を持とうとしません。

今までの経験などから限定された世界を自分の中にイメージし、その自分の世界にしか反応しません。

また無意識に自分にとって必要か不要かの選択をさせているため、ほとんど意識が働かず同じようなことの選択の繰り返しになります。

 

世界を受け入れていくか、自分の世界に閉じこもるのか。

大雑把に言えば、これが子供と大人の意識の違いです。

 

なぜこの意識の違いが生まれてしまうのか?

その理由は、意識を閉ざさなくてはならない状態に追い込まれてしまったからです。

 

子供はありとあらゆることに興味津々で、また自分が気に入ったことにはとことん集中してのめりこんでいきます。まぁ何の先入観もなく自分の好きなようにしているのです。

 

しかしそこに様々な介入が入ってくるようになります。

それが親の教育であり、周りの意見です。

時には子供が傷つくようなことや未来の可能性を閉ざすようなことも平気で言います。

 

そうすると、その頃の子供は意識が開いていてすべてを先入観なく受け取るので、親や周りの意見がそのままインストールされます。

子供にはまだ知性も理性も判断力も備わっていないので、ネガティブなこともそのまま受け入れていくのです。

 

ネガティブなこともそのまま受け入れていくと、子供とはいえ精神的に耐えられなくなり参ってしまいます。

そんな状況でも親の教育や周りの意見で子供が傷つくようなネガティブなことがさらに続いてくると、今度は子供の方に「もう耐えられないからやめてくれ」という自分を守るための防御装置が働きます。

 

相手の言葉に対して反応しないようにと、世界との間に殻を作るのです。

この自分を守るために世界との間に作った殻を積み重ねていくことが、意識を閉ざすことになります。

この意識を閉ざすというのは、潜在意識と顕在意識の間を閉ざすということでもあります。

 

で、意識を閉ざしてしまった結果、今度は自分にネガティブなこと以外のあなたにプラスになることまでもが自分の意識に届きにくくなってしまいます。

それが自分で意識して思考出来ない、無意識に支配された大人への階段へと続く道につながっているのです。

 

なので、私たちが自分の意識を自分でコントロールするためにすべきことは、まずは閉ざされた意識を子供時代のように再び開き、世界からいろいろなものを吸収できる受容システムを取り戻すことです。

子供の頃はネガティブなこともそのまま受け入れてしまったことが意識を閉ざしてしまう原因となりましたが、大人となった今は知性も理性も判断力も備わっているので意識して必要な情報のみを吸収することが出来ます。

だからあなたの受容システムは再び開けても何の問題もないのです。

 

受容システムを開くことで、あなたは自分の意識を再び取り戻し、あなたの興味のあることに目が向くようになりやりたいことに対しても夢中になれるようになるのです。

 

では、子供の頃のようにあなたの受容システムを再び開けるにはどうしたらいいのか?

 

 

といったところでお時間となりましたので、続きは次回とさせていただきます。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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