前回の記事は「何が起こったって、べつにおたつこことはねえやね(蟹喰い猿フーガ)」でした。

 

新年ということで初詣に出かけて願い事をする。

新年ということで新たな目標を立ててみる。

 

新年という区切りは、自分自身を見つめ直したり新たな目標に向かってスタートさせるにはとてもいい区切りです。コーチングや瞑想などをしている人であれば毎日のようにしていることではありますが、そうでない人にとっても何かしら夢や目標や自分自身のことや生きる意味のようなことを考える良いきっかけになります。(考えることが良いかどうかはべつにして)

気楽に好き勝手やるのが一番だって気づいた(蟹喰い猿フーガ)

夢、ゴール、目標、願い事、それらを設定することであなた自身を変えたり成長するきっかけになります。あくまでもきっかけです。

 

問題はそれに向かって行動するのかしないのかということです。

脳の使い方や気功やコーチングの知識をいくら持っていても、実際に行動したり使わなかったら宝の持ち腐れです。

 

一日中瞑想していても金(カネ)の雨は降ってきません(たぶん)。

一日中読書をしていても急に目の前に素敵な人が現れることもありません(いや、もしかしたらあるのかも。なんかありそうな気もしてきたw)。

まぁ試したい人がいたら試してもいいですが、それよりかは行動した方が上手くいく確率ははるかに高いと思われます。

 

引き寄せの法則やコーチングを楽して成功するという側面だけで捉えると、実際に何の行動もしないでただただ願い事を唱えたり、ゴール設定して頭の中で想像するだけだったりで、現実は何も変わらずに「なんだ、こんなの全然効かないじゃないか」という残念な結果が待っています。

 

引き寄せの法則であれコーチングであれ宇宙の法則であれ、ちゃんとした本には基本的には行動することが必要だということが書いてあります。それぞれの正しい知識に行動がそなわってこその成功法則です。

 

そしてどちらかと言えば正しい知識よりも行動の方が大事だったりします。なぜなら行動する人は行動したことによる成功や失敗体験により多くを学びそれを次の行動に生かすことが出来るからです。行動すればするほど学びと成長につながるのです。それゆえ、なんとかの法則を学んでいなくても年を重ねていくと自然とそういう法則にそった生き方になっているんです。

 

例えばメジャーリーガーのイチロー選手のこれまでの行動や結果などを見て、引き寄せの法則の則っているとか、コーチングをそのまま実践しているとか、宇宙の法則通りに生きているとか言われることがありますがそれはそういうことです。

 

しかしながら、このブログを読むくらいに人生を考えている人であるなら行動した方がいいと言われてできるくらいならもうしてるはずです。それができないから悩み苦しみもがいているのです。

気楽に好き勝手やる

その行動をどうにかするためにいい方法があります。

それは気楽にやることです。前回の記事でも書きましたが、みんなちょっとしたことを真面目に大げさに考えすぎなのです。

 

ここで前回、前々回に引き続き「蟹喰い猿フーガ」からの引用です。

「あたしゃね、考えてみると、これまでうじうじしすぎてたような気がするんだ。だからウォーカーみたいな最低の男のことも何となくだいじに思っていたんだよ。けどね、エル・ドゥロ、あんたに会って、あたしゃ目から鱗が落ちた。気楽に好き勝手やるのが一番だって気づいた。これまでうじうじしてたぶんを取り返さなきゃあね、これからあたしゃびんびんに愉しんで生きることにするよ」

船戸与一著「蟹喰い猿フーガ」

 

行動と書くとなんかしっかりしなくちゃいけない感じがするので、「気楽に好き勝手やる」と言ったほうがいいですね。

 

みなさん、ほとんどの人は人生を楽しく生きたいと思っているはずです。楽しく生きるために時には厳しいことやつらいことも必要かもしれませんが、厳しいことやつらいことばかりでは本末転倒です。

 

今まで真面目に頑張ってきた人であれば、「気楽に好き勝手やる」というマインドセットを導入してフットワーク軽く動くというイメージにしてみることをおすすめします。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

おすすめの記事