え~っと、前回は「日常で意識しておくべき身体操作」というテーマの「胴体(身体の中心)を意識する」を説明しようとしていたのに、無意識と習慣の話しでお時間となってしまったのでしたね。
ということで今回は前置きをとばして、しっかりと本題を進めていきたいと思います。
日常で意識しておくべき身体操作 3つのポイント③
3.胴体(身体の中心)を意識する の続き
身体操作は身体の動かし方です。
身体のどこをどう動かすかを意識することです。
身体操作をしっかりと学ぶのであれば、骨格や筋肉についてもしっかりと学ぶ必要があります。
だから身体操作を極めたい人はしっかりと身体操作の沼の中にどっぷりとつかって細かく詳しく学んでいただけたらと思います。
しかし、このブログ読者の大多数の人にとっては身体操作について詳しく知りたいけれど、どっぷりつかって学びたいという気合の入った人は少ないと思います。
どちらかというと、手っ取り早く簡単にポイントだけを知っておきたいという人が多いのではないでしょうか!?
実はそんなあなたの望みをかなえてくれる貴重なブログがここに存在しているのですよ!
よかったですね~みなさん。
ということで大雑把にわかりやすく説明します。
動きが固い人、緊張している人は、胴体の動きがありません。
動きの柔らかい人、リラックスして楽に動いている人の胴体はぐにゃぐにゃと動いています。
胴体の動きがないとはどういうことかを、1枚の画像でわかりやすくお伝えします。
「河了貂(かりょうてん) なり!!」
胴体の動きがない人のイメージ画像(漫画・アニメ「キングダム」の河了貂)
フィギュアーツZERO キングダム 河了貂 (かりょうてん) 約70mm PVC&ABS製 塗装済み完成品フィギュア
どうですか、わかりましたでしょうか?
みぃちゃん「いや、たぶんこれだけじゃ伝わらないと思うけど」
おっ!みぃちゃん1週間ぶりだね~、何してたの?
「あんた、今回はしっかりと本題を進めていくんでしょ!?」
「余計なことはいいからさっさと進めなさいよ!!」
あぁ、そうでございましたね。
では、続けてまいりましょう。
上に掲載した画像は漫画・アニメ「キングダム」に登場するキャラクター・河了貂(かりょうてん) の画像です。掲載したのはアニメではなくフィギュアの画像ですが、、、
「キングダム」は、中国の春秋戦国時代を舞台に、後の大将軍・信と後の始皇帝・政の活躍を中心に描かれている戦国大河ロマンです。
「キングダム」はかなり感情が揺さぶられるアニメで、とてもおすすめです。
おすすめと言いましたが、今放映されているわけではないので、興味のある人は漫画を読むか何とかして映像をさがしてください。
で、胴体の動きのない見本としてあげた河了貂(かりょうてん) の画像の話しに戻します。
見ておわかりになるかと思いますが、河了貂は蓑を被っています。
蓑の中に人(河了貂) がいます。なので蓑から腕と足が出ています。
で、河了貂の被っている蓑は実際には柔らかいのかもしれませんが、ここでは便宜上、蓑は固い殻のようなものだとイメージしてください。
そしてあなたがこの蓑を被り固定された固い殻から手足を出して、その状態で自分が動いていることを想像してみてください。
どうでしょう?ずいぶんと動きが窮屈に感じられたのではないでしょうか。
この固い殻の例は少し極端ですが、実は多くの人がこのイメージに近い胴体をほとんど活用しない状態で動いているのです。
わかりやすく言うと手足を動かすときに、目に見えている腕、目に見えている足だけを動かしているイメージです。
少し具体的に言うと腕は肩から、足は股関節から動かすという認識です。
多くの人が何の疑問も持たずに、腕は腕の付け根から、足は足の付け根からという認識で動いているのです。また少しましな感じの人でも腕は肩から、足は股関節からという認識です。
だがしかし、その認識では本当のリラックスした身体を作るのは難しいです。
あなたはその動きが習慣となっているために気づいていませんが、これは本当は相当窮屈な身体の使い方なのです。
窮屈な身体の使い方をしていることに気づいていないのです。
なので、この認識は今から改めた方がよろしいかと思います。
手足の根元は胴体の中にある
あなたの腕や足の根元は肩や股関節ではありません。
実際は胴体のもっと奥に、その根元は存在しているのです。
そしてその根元から動かすという意識を持つことで、身体を動かすことが楽になり、小さな力で大きなパワーが発揮できるようになり、胴体も柔らかくなりリラックスしやすくなり、内臓も柔らかくなるので身体の不調なんかも良くなっちゃったりするかもしれないのです。
というところで、今回はお時間となってしまいました。
次回は手足を胴体のどこから動かすのかを具体的に説明していく予定です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。