前回の記事は「ありがとう」の感謝の気持ちが気の流れを良くするでした。

「ありがとう」の感謝の気持ちは声に出して言おう

『ありがとう』の感謝の気持ちで日々過ごしていると、それは人を幸せな気持ちにしてくれます。また周りの人からも自然と感謝されるようになります。それゆえに気の流れも良くなる、という内容を前回の記事で話しました。

 

で、いきなり今回の記事の結論ですが、この『ありがとう』の感謝の気持ちは口に出して言った方がいいのです。慣れてないうちは特にそうです。

 

気持ちで思っていれば同じだろうと感じるかもしれませんが、全然同じではありません。

 

私たちは知り合いやお世話になっている人と会ったら挨拶をします。

気を使ってもらったり助けてもらったりしたら口に出してお礼を言います。

 

これらに対して、気持ちで思っていれば同じだろうと、その思いを口や態度に出さないでいれば相手にはその意識は伝わりにくいものです。逆に心の中ですごく感謝しているにもかかわらず言葉や態度にして伝えなかったばっかりに、失礼な奴だと思われてしまう可能性が高いでしょう。

 

よっぽど意思疎通の出来ている関係であるか人の心を読み取る特殊能力でも持ってない限り、私たちの意図は言葉や態度で具体的に表現しなければなかなか伝わりません。

 

実は、私たちと脳の関係もこれと一緒です。

 

意識しただけで行動がともなっていないと、その時の思いは脳にスルーされてしまい脳に刻まれないのです。新しく意識し出したことについては特にそうです。ゆえに人はなかなか自分を変えられないのです。

私たちの脳は手抜きが得意です。無駄にエネルギーを使わないようにしています。だからなるべく慣れ親しんだことしかしようとしません。

 

だから、いきなり『ありがとう』の感謝の気持ちを意識だけでするようにしても、今まで通りが好きな脳は手抜き作業をします。どういうように手抜きをするかといえば「やったふり」「出来たふり」をして、表面だけを取り繕ってあたかもそれが出来ているかのように思わせます。

 

私たちは意識(内部表現)を変えれば、人は成長したり新しい自分になることは出来ます。しかしながら、ただ思っただけでは意識はなかなか変わりません。

 

口や態度に出す、または行動することによってはじめて、あなたの意思を脳に認識させることになり意識も変化していくのです。

 

それゆえ『ありがとう』の感謝の気持ちについても、脳内で言ったつもりにするのではなく実際に言葉や態度に出して表現することが必要なのです。

 

その『ありがとう』というプラスの言葉の裏にはしっかりと感謝の気持ちをのせてあげます。そうすることで脳が新しいことを認識するようになります。そして、それを繰り返し表現することで『ありがとう』の感謝の気持ちが習慣として脳に定着するのです。

 

斎藤一人さんでお馴染みの『ツイてる』という言葉も一緒です。(お馴染みなのか?)

「ツイてる人とは、ツイてると言っている人である」(斎藤一人)

 

斎藤一人 令和の成功 もっと望めばもっと幸せがやってくる

『ツイてる』も頭の中で言ったつもりになるのではなく、口に出して『ツイてる』と言ってそこでプラス思考にするからこそ脳が認識し、それを繰り返すことで自分は『ツイてる』んだというプラス思考が習慣化し定着するのです。

 

脳を書き換えたり何かを習慣化しようとするのであれば、脳に対して明快にわかるような形で意思を伝える必要があります。今までしてきていないことを意識だけで脳に伝えようとしても、それが上手くいかないことは皆さんも百も承知のはずです。

 

例えば、私たちはつらい時に意識して楽しい気分にしようとすることは難しいかもしれませんが、そんな時でも顔の表情を笑顔にするだけで楽しい気分になれることが出来ます。

 

ようは頭の中だけで意識するよりも、言葉や態度や行動でわかりやすく表現した方が脳はあなたの意思をしっかりと把握し認識してくれるのです。

 

ということで『ありがとう』の言葉を声に出してを言いまくりましょう!!

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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