今回はエネルギーの法則の話しです。
世の中に存在するものはすべてはエネルギーであります。
のっけから何を言っているのか?という人もいると思いますが、気にせず進めて行きます。
エネルギーというと、人間で言えばパワーとか元気とかをイメージされるかもしれませんが、エネルギーはそれだけではありません。
物であったり、動きであったり、人の考えであったり、感情であったり、光であったり、温度であったり、ありとあらゆるものにはエネルギーがあります。
プラス思考と共鳴の法則
このエネルギーにはいくつかの法則があります。
その法則のひとつに共鳴の法則というものがあります。
共鳴の法則とはすごく簡単に言えば、エネルギーは似たエネルギーを引き寄せるという法則です。
例えば人間関係であれば、似たようなタイプの人が仲良くなったり、集団の中で同じグループになったりしています。(そうなりやすい傾向があるということ)
モテる人はモテる人同士、モテない人はモテな人同士でつるんでいるのをよく見ると思います。
他にも、金持ち同士、起業家同士、オタク同士、平成維新軍など、行動や考え方の趣向が似たような人とくっついている傾向があります。
まさにこれが共鳴の法則です。
また、一緒にいればいるほどさらにエネルギーが似てきます。
だから、自分を変えたいときに自分の変わりたいゴール側の集団に入っていくことはとても有効な手段となります。(もちろん最初は違和感があります)
この人間関係でのエネルギーが似た人が引き寄せあうというのは、目に見える形で表れているのでとてもわかりやすいと思います。
それに対し、目に見えないことでエネルギーが引き寄せあっているわかりにくいものもあります。
それは人間の意識です。
意識と言ってもわかりにくいので、考え方の傾向とでもいいましょうか。
もっとわかりやすく大雑把な例で言えば、プラス思考の人とマイナス思考の人というイメージです。
プラス思考にはプラスのエネルギーが引き寄せられ、マイナス思考にはマイナスのエネルギーが引き寄せられるということです。
もし、その人の意識がプラス思考である場合、当たり前の話しですがその人は自分自身や自分の周りに起こった出来事に対して、大抵のことはプラスに考えることができます。また、瞬間的にネガティブな思考となることが起こっても、その人には普段からプラス思考のエネルギーが引き寄せられているので、簡単に意識を切り替えることができます。それに普段からプラスのエネルギーを発しているため、自然とプラスの出来事も起こりやすくなっています。
反対にマイナス思考でいる場合、あらゆること、特に今までしたことがないことに対してネガティブな方面ばかりに意識がとらわれてしまうので、なかなか動き出すことができなくなります。ここで言うネガティブな方面とは不安や恐怖のことです。マイナス思考でいるということは常に不安と恐怖の中で生活をしていることになります。そしてその不安と恐怖がさらに不安と恐怖を引き寄せ増幅していくのです。また自分自身や身の回りに起きることもネガティブにとらえらえることが多くなります。そしてなぜかマイナスな出来事も増えてくるのです。
だから、成功法則などでもよくプラス思考の必要性が書かれていていますがそれは当然のことです。
ただし、ここでよくある間違いがあります。
それは顕在意識の部分をプラス思考にしたところで、ほとんど役に立たないということです。
ここを理解していないと、「プラス思考しててもいいことなんて起こらないじゃん」と、まさにマイナス思考そのままでいることになってしまいます。
大事なのは本当に心から「プラス思考」に思っているのかということ。
で、本当にそう思っているという部分は顕在意識ではなく潜在意識の部分で思っているのかどうかということです。あなたの潜在意識の方が本心なのです。
本当にプラス思考になりたいのであれば、潜在意識の部分を書き換えなければなりません。
潜在意識の書き換えを個人で行うのであれば、変性意識状態を活用するのが良いでしょう。
例えば「楽しいなぁ、うれしいなぁ」などの情動を、潜在意識に書き込んでいくのです。
で、もちろん普段の行動も「楽しいなぁ、うれしいなぁ」という気持ちで動いてもらいます。
行動がともなっていなければ意味がありません。
潜在意識に刷り込みながら、それにともなった行動を取っていれば、いつの間にかプラス思考に書き換わっています。
プラス思考に書き換わってしまえばしめたものです。
プラス思考が新たなプラス思考を引き寄せてくれるからです。
もう万々歳です。
ただしそこにたどり着くまでは、地道に潜在意識への刷り込みと、意識してのプラス思考と行動を続けていく必要があります。
バリバリのマイナス思考の人がプラス思考になるのは本に書いてあるほど簡単にできるものではなかったのです!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。