前回の記事は「ありがとう」や「ツイてる」という言葉に気持ちを込めるでした。

「ありがとう」や「ツイてる」という言葉が、習慣的に口に出てくるようになっているのであれば、気持ちも込めて言うように意識してほしい、という内容を前回は話しました。

 

「ありがとう」を言う時は意識せずとも自然と感謝の気持ちを持って言葉にしやすいが、「ツイてる」という言葉については意識しないと本当にツイてるという気持ちになりにくい傾向があります。

 

ということで、今回の記事では「ツイてる」にフォーカスして話していきます。が、その前に少しだけ習慣化の話をしておきます。

「ツイてる」という言葉をネガティブな気持ちで言っても、、、

習慣化させたいならハードルを低くして毎日続けること

気の流れを良くするために「プラスの言葉」「プラス思考」「感謝の気持ち」をもって日々を過ごすことが大切です。これらを使うことが無意識に当たり前のことように出来ることが、気の流れを良くするための土台になります。

 

無意識に使えるようになるために必要となるのが習慣化です。それをすることを習慣として続けることで、いつの間にか意識せずともやっているようになります。

 

その習慣化しようとする時に注意してほしいことは、いきなり難しいことやハードなことに挑戦しようとしないことです。ハードルを高く設定しないことです。

 

これまで運動する習慣のなかった人がスクワットを毎日100回やることを習慣にしようとすると、その日の気分によって、「今日は疲れてるからやめときたい」「めんどくさい」などと、やり続けることに強力な意思力が必要になります。

 

そうではなく、習慣化したいのであればハードルを低くしてスクワットを毎日3回やることに設定します。すると多少疲れていようが気持ちが乗らない日であっても、3回であれば、気持ち的にも肉体的にも負担がないので、さっと出来ます。そして不思議なもので、やり始めると3回で終わらせずに、もう少し出来そうだなと結果的に50回100回とこなしてしまったりすることもあるのです。

 

言いたいことは、習慣化したいことがあったら、とにかくハードルを低くして少しでもやるということを続けることです。

 

なので「ありがとう」や「ツイてる」という言葉も、今まで使ってこなかった人であれば、まずは言葉にして言うことから始めることです。そして言うことがスムーズになってきたら気持ちを込めるようにしたらいいのです。

「ツイてる」という言葉に気持ちを込める

で、ここから「ツイてる」に気持ちを込めていく話になります。

 

「ツイてる」という言葉を使うだけでも有効ではあります。しかし「ツイてる」と言いながらも「こんなこと言って意味あるのかよ」「全然ツイてないよ」「どうせ自分なんてこんなもんだろ」と思い続けているとしたら、それは良いことではありません。

 

もちろん、ネガティブなことが起こったらそれに対応する必要があるし、間違いがあったら直して欲しいし、人間なので誰しもマイナスな感情になって気分が落ち込むことはあります。

 

「プラスの言葉」「プラス思考」「感謝の気持ち」を無意識に使えるようにするということは、そのようなネガティブやマイナスなことがあっても、ポジティブやプラスの状態に戻すことが速く簡単になることにつながります。なぜなら、プラスな状態であることを無意識がホメオスタシス化しているからです。

逆に、いつも「マイナスの言葉」「マイナス思考」で生きていると、ポジティブやプラスなことがあったとしても、ネガティブやマイナスな状態に戻すことがホメオスタシス化しているということになります。

 

無意識は変化することを嫌うので、何か変わったことがあるとホメオスタシスの働きで元の状態に戻そうとしています。であれば「プラスの言葉」「プラス思考」「感謝の気持ち」があって気の流れの良い状態を元の状態(ホメオスタシス化)にしてしまえば、多少ネガティブなことがあっても無意識が勝手に良い状態に戻してくれるのです。それは立ち直りや気持ちの切り替えが速くなるということです。

 

この働きがあることを前提に「ツイてる」という言葉を使う時のことを考えると、「ツイてる」と言っている時に「こんなこと言って意味あるのかよ」「全然ツイてないよ」「どうせ自分なんてこんなもんだろ」という気持ちになっているとするならば、その人のホメオスタシス化している元の無意識の状態は「マイナスの言葉」「マイナス思考」にあることになります。

 

なので、「ツイてる」という「プラスの言葉」ではあっても、そこに「プラス思考」がついていないと、ネガティブやマイナスが刷り込まれた無意識の状態の方が協力なので、それだけではなかなか変わりにくいのです。

 

「ツイてる」って言い続けても何の効果もなかった、と言っている人がいるのはこういうことです。まぁ自分はマイナス思考の人間です、と発表しているようなものでもあります。

 

とはいえ、「ありがとう」や「ツイてる」を使い始めたことだけでも大きな進歩です。習慣化で説明したように、無意識を書き換える時はハードルを低くして簡単なことをやり続けることです。

 

さてここから、「ツイてる」という意識状態の作り方について説明しようと思っていたのですが、今回はそろそろお時間となってしまいましたので続きは次回とさせていただきます。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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