サッカーワールドカップ 日本が決勝トーナメント進出
エナジーカウンセラー/気功ヒーラー/パーソナルコーチのMASAMICHI FUKUSAKAです。
昨日の深夜にサッカーワールドカップ ロシア大会 1次リーグ「日本VSポーランド」戦が行われました。みなさんご存知の通り、試合結果は0-1で敗れてしまいましたが、勝ち点が同じセネガルに対しフェアープレイポイント数で上位となり、H組2位で決勝トーナメント進出が確定しました。
次は決勝トーナメント1回戦でG組1位のベルギーとの対戦です。
日本は決勝トーナメントに進出できたのですが、ポーランド戦の終盤の戦術に対して少なからず批判を浴びています。
それはなぜか?
まず決勝トーナメントに進出する条件を軽く整理しましょう。
1.日本はポーランド戦で勝つか引き分けなら2位以上確定
2.セネガルVSコロンビアでセネガルが勝てば2位以上確定
3.日本がポーランド戦で負けた場合、セネガルVSコロンビアが引き分けならグループリーグ敗退
4.日本がポーランド戦で負けた場合、セネガルVSコロンビアでコロンビアが勝った場合、日本とセネガルが得失点差で順位が決まる。得失点差が同じ場合はフェアープレイポイント数で順位を決める。
上記のように日本は引き分け以上なら、2位以上が確定し決勝トーナメント進出が確定なのである。
しかし日本VSポーランドの後半14分にポーランドにゴールを奪われリードを許す展開になる。
この時点でセネガルVSコロンビアの途中経過は両チーム無得点で引き分けの状態だったので、このまま終われば日本はグループリーグ敗退なので、日本は攻撃に力を注いでくる。
その後、セネガルVSコロンビアの74分にコロンビアが得点したことで状況が一変する。
このままいけば、日本とセネガルが得失点差で並ぶがフェアプレーポイント数で日本が上位に立ち2位に入り決勝トーナメントに進出できる状況になったのである。
さて、ここからが賛否両論の場面になります。
賛否両輪の場面について整理します。
まずは、賛否両輪の場面での決勝トーナメントに進出する条件です。
1.両試合ともに、このまま終われば日本は決勝トーナメントに進める。
2.ポーランドにもう1点奪われると得失点差で順位がセネガルの下になってしまい決勝トーナメントに出られない。
3.日本がイエローカード・レッドカードを受け、セネガルよりもフェアプレーポイントが下がれば、決勝トーナメントに出られない。
4.セネガルが得点し引き分けになった場合、決勝トーナメントに出られない。
そして、この場面で日本が選択した戦略です。
1のこのまま終わらせることを目的としたことで攻めるのやめて、ひたすらボールをキープすることで2と3のリスクを回避した。
ただし、4のセネガルが得点してしまったら敗退するというリスクを背負った。
しかもポーランドが全くボールを奪いに来なかったので、最後の約10分間は日本がずっとパス回しをしている展開で終わることになる。
最終的にはセネガルも得点できずに、日本の戦略が功を奏し決勝トーナメントに進出することになったのである。
この戦略を文字にした文章を見ると何の問題もないように思われます。
問題がなく思う理由は次の3点
1.グループリーグは決勝トーナメントに進出するための戦いであり、勝敗はどうあれ2位以内に入らなければ先には進めず、そこでワールドカップは終わってしまう。。
2.ルールに従ってプレイしている。(柔道のように、攻撃しなければペナルティがあたえられるしくみではない)
3.セネガルが得点したら敗退することをわかっていながらもリスクを背負った。
ここで批判されているポイントを見ていきます。
主に批判されている4つのポイント
1.セネガルが得点する可能性があるのに、得点しないことを期待した運に結果をゆだねたこと。
2.負けることを良しとした戦略に納得ができない。
3.試合を観ている観客に失礼
4.少年少女の教育に悪影響を及ぼす。
「で、なんでサッカーの話題なわけ?」
「気功・風雲竜虎編はどこいったの?」
まぁ待て、落ち着け。
プレイヤーとオーディエンス
オーディエンス(観客)とは気楽なもんです。
責任のない立場から好き勝手なことを何でも言えます。
まぁ、それがオーディエンスの特権でもあります。
だから、今回の件でどんな意見があってもそれはそれでいいと思います。
今回の件の賛否両論で批判をしている人は、ワールドカップでは選手はこうあるべきだと自分が思いこんでいるコンフォートゾーンから外れたことをされて、気持ちが揺さぶられているといったところでしょうか。
同じものを見ても感じ方や価値観は人それぞれみんな違うし、いろいろな意見があってしかるべきです。逆に全員が同じほうが異常です。
ただし、自分の感じ方や価値観を人に押し付けて批判することはどうかと思います。
ましてやプレイヤーでなく、ただ観て楽しんでいるだけのオーディエンスです。
何事もそうですが、実際に行動している人に対して自分なりの意見を持つのはいいですが、よく批判できるなと感心してしまいます。
プレイヤーは途方もない努力を重ねて(努力と思っているかどうかは置いといて)、戦うためのステージまで辿り着き、そのステージ上でも必死になってプレーしてます。
オーディエンスは娯楽です。プレイヤーに楽しませてもらっている立場です。
これが政治とかなら、自分の生活に直結することなので口出しするのもわかりますが、娯楽は娯楽で楽しんでたらいいのではないかと。
それで何か感じることがあれば、自分の中で考えて実生活に生かしていったらいいのではないかと。
他人のしていることに対して一喜一憂するのもいいですが、他人の人生は操れません。(いや、俺はできるぜって人もいるかもしれませんが)
他人がプレイしてることに対して勝った負けたのような、自分の力の及ばないことに執着しているのは自分の人生を他人にゆだねていることになります。
自分の人生の多くを、他人の人生で終えてしまったらつまらないとは思いませんか?
あなたが主人公の人生を
あなたの人生を本当にあなたの人生にするには、やることはひとつ。
それは、あなた自身がプレイヤーになることです。
あなたが物語の主人公になって、人生を切り開いていくのです。
まだまだ人生これからです。
やろうと思えば、出来ることはたくさんあります。
自分の人生、もっともっと面白くしていきましょう!!
「ところで、前回予告した気功・風雲竜虎編はどうするの?」
今回の記事から、風と雲と竜と虎を感じないかい?
「えっ!?」
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。