前回の記事は「気功でも使っている記憶を再現させて状態を変える方法」でした。

 

まぁあれである。

このブログで書いてることはたいして難しいことは書いてないのであります。

難しいことは書いてませんが、やれば何かしらの成果がでると思われることが書いてあります。

 

ここで重要なことは、ほとんどの人がやれば成果が出るということがわかっていてもやらないということです。これはこのブログに書いてることというよりも、皆さんはやれば成果が出ることやそのやり方をしっているのにも関わらずやろうとしないということです。

 

簡単な例をあげます。

もしダイエットしたいと思うのであれば食べる量を減らせばいいのです。それまでの生活パターンを変えずに摂取カロリーを減らせば間違いなく体重が減ります。

そしてそのことはほとんどの人が知っています。でもそれをしようとはしません。仮にしたとしても続けられません。

筋肉をつけてゴツイ身体にしたいのであれば筋トレをコツコツ続けたらいい。

英会話が出来るようになりたければ、日常生活の中で英語を聴いたり話す機会を増やすようにしたり、それが出来る人や場所に行くようにすればいいのです。

 

でもそれをする、もしくは続けるということをしません。

英会話はちょっと知恵や工夫も必要かもしれませんが、ダイエットや筋トレは単純です。

やることは難しくないし、情報はネットの中にあふれています。

ようは「やるかやらないか」それだけです。

 

そしてやらない方を選択しているのです。

 

やれることなのにやらないということは、ダイエットしたいと言っていてもそれはただ言っているだけで本心では別にしたいと思ってないんじゃないの?ダイエットに対する重要性は高くないんじゃないの?と捉えられてしまうかもしれません。

しかしながら、私たちにはホメオスタシスという機能が働き、脳と身体が今までのパターンを変えたくないと保守的になるため、やりたいと思っているのにやれないというカラクリがあることもこのブログで何度も言ってきました。

ホメオスタシスの防御を攻略するカギはやりたいことをルーティンにして習慣化することだということも話しました。

 

理論はわかる、やれば成果が出ることもわかっている、でもやらない。

まぁやれよとは思いますが、人間は追い込まれでもしないと本気で動こうとはしない生き物なので、やらない気持ちも理解できます。

さらに先のゴールを設定するカラクリ

ということで、今回はそんなあなたにあなたがやりたいと思ったことがホメオスタシスに邪魔されずに出来る方法をお伝えします。

カラクリとしては単純に邪魔をしているホメオスタシスを味方につけてしまえば良いのです。

で、そのためにすることは「さらに先のゴール」を設定することです。

 

説明しましょう。

ダイエットをすることをゴールとした場合、体重を減らすことが目的となります。となると食事をすることに意識が向きホメオスタシスの抵抗に遭います。ホメオスタシスの抵抗に遭っても突き進んでいけるくらいなら、とっくにダイエットは達成できているはずです。抵抗に屈してしまうからダイエットに成功しないのです。

そんな時はダイエットの先のゴールを設定します。

それは何のためにダイエットをするのダイエットをして何をしたいのかを明確にすることです。ようは、そのゴールを達成するためにはダイエットも必要になるという状況が欲しいのです。

例えば、イタリアはミラノの街に旅行しそこでトリッシュ・ウナのコスプレをして、お洒落なカフェで優雅にレモンスカッシュを飲みたいというゴールを設定したとします。トリッシュ・ウナ(以下、トリッシュ)はジョジョの奇妙な冒険の第5部に出てくる女性のキャラクターです。で、トリッシュは身体のラインが見える細身の洋服を着ているキャラクターなので、そのコスプレをするのであれば、当然のことながらコスプレをする本人が細くなる必要があります。

超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第5部 54トリッシュ・ウナ

で、ここで注目するポイントは、ダイエットを目的としているのではなく、目的はトリッシュのコスプレでありそのためにはダイエットすることは当たり前だということです。

ゴールをダイエットの先に設定していることで、ダイエットは目的ではなくやって当たり前のことになるのです。

 

やって当たり前というのは、ある意味ホメオスタシスということです。

言葉遊びのように見えるかもしれませんが、ゴールを先に設定しそれが本当にやりたいことであれば、その間にあることはやって当然の行動のひとつということとなるのです。

するとイタリア旅行の計画とコスプレ作成にルンルン気分でいる間に、ダイエットの目標は知らぬ間にクリアしていたりするのです。

 

これがホメオスタシスを味方につけるために「さらに先のゴール」を設定するカラクリです。

 

気づいたら叶っていた、気づいたらそうなっていた

コーチングにおけるホメオスタシスを味方につけてゴールを達成するにはゴールをどんどん更新していこうというのはこういうことなのです。

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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