前回の記事は「ネガティブな思考でマイナスにフォーカスすると」でした。
「気の流れを良くする簡単な3つの方法」として、以下の3つを上げています。
①プラスの言葉を使い、マイナスな言葉を使わない
②プラス思考で考え、マイナスな思考をやめる
③日々感謝する
今回の記事ではこの中の③にフォーカスして話していきます。
「ありがとう」の感謝の気持ちが気の流れを良くする
『日々感謝をする』ことを徹底すると、自然とプラスの言葉とプラス思考ともなってきます。実は『日々感謝をする』ことは、簡単に気の流れを良くするための最強のメソッドなのです。
様々な自己啓発本の中でも必ずと言っていいほど感謝の気持ちを持つことの大切さを説いていますが、それはそれだけ多くの人がその効果を確認し認めてきた方法と言えるからです。
感謝の気持ちをより具体的に表すと『ありがとう』という気持ちです。
人とのつながり、自分の境遇、自分が使っている物や乗り物、お金、食べ物、家族、家、学び、自分の健康、その他にも感謝の気持ちを持てる対象はあなたの周りにいくらでもあります。
なぜなら、それらはあなた一人では中々手に入れることが難しく、先人の知恵や周りの人の協力、また目には見えない偶然のおかげで、手にすることが出来ているからです。
新しい朝を迎えたことに感謝
ぐっすり安心して眠れた部屋があることに感謝
健康でいることに感謝
朝食を食べられることに感謝
電車が自分を時間通りに運んでくれることに感謝
などなど
感謝するのは1日1回とかではなく、上に書いたようなことで感謝の気持ちを持ったらその都度『ありがとう』と感謝の意を表します。
もし感謝の気持ちを持ちにくいという人がいたら、自分が普段の生活の中で当たり前のようにしていることが出来ない状況を想像してみてください。
住む家がなかったら、食べ物を手に入れることが出来なかったら、目が見えなかったら、足が動かなかったら、仕事がなかったら、常に命の危険にさらされる紛争地帯にいたら、インターネットや電話が使えなくなったら、というようなことを想像してみるのです。
実際に、私たちが当たり前だと思っていることが出来ない人は世の中にたくさんいます。そう考えると日々の暮らしの中にもたくさんの感謝の気持ちが芽生えてくるはずです。特に日本に住んでいるということだけでも、私たちは恵まれているのです。
『ありがとう』の感謝の気持ちで日々過ごしていると、それは人を幸せな気持ちにしてくれます。また周りの人からも自然と感謝されるようになります。
ゆえに、気の流れが良くなるのも必然です。
私たちは自分にないものに目を向けそこに不平や不満を持ちたがりますが、それでは気の流れは良くなりません。
私たちはすでにたくさんのものを手にしています。手にしていないことでも望んで行動すれば手に入れられるかもしれない環境に暮らしています。
物の見方に対する解釈を変えて、日々感謝する気持ちを持つだけで気の流れが良くなってくるのです。そしてそれを土台とすることで、何をするにもうまくいきやすくなるのです。
まずは『ありがとう』を口癖にしていきましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。