あなたが変わることを人任せにしない

とてもシリアスな話

 

エナジーカウンセラー/パーソナルコーチのMASAMICHI FUKUSAKAです。

 

最近ちょっと思うところがあるので、今回はシリアスな話をしていきます。

シリアスです。

ちなみに尻のことを英語のスラングでアス(arse、ass)と言ったりします。

ということは、シリアスはお尻を繰り返し強調している言葉と考えることができます。

 

シリアスは「深刻な」「真剣な」「重大な」という意味を表す単語です。

 

ここで僕を含む偉大な哲学者達は思考します。

シリシリでもアスアスでもアスシリでも、シリアスと同じ意味として言葉が通じるのではないかと。

なぜならこれらの言葉は、シリアスと同様にお尻を繰り返し強調しているからです。

 

ここで皆さんにお願いがあります。

シリシリでもアスアスでもアスシリでも、シリアスと同じ意味として言葉が通じるのか皆さんの周りで実験をして試していただきたいのです。

 

例えば会社の重要な会議で発言をする時に

「今回起きた問題によって我が社はとてもシリシリな状況に追い込まれてしまいました。」

 

このようにシリアスの代わりにシリシリなどを使ってみるのです。

また、試してみる場面は文字通りシリアスな状況であればあるほど望ましいです。

それを使ってみた時の周りの反応によって、シリシリやアスアスやアスシリでも、シリアスと変わらない言葉として通用するかがわかってきます。

 

ボカッ!!

 

いてっ!

 

「いい加減にしなさいよ!」

「なに、いつまでもくだらないこと言ってんのよ!!」

「そんなことなら、あたしもうこのブログのサポートやめるわよ!!!」

 

まぁまぁ、そんな怒るなよ~

このブログには、冗談が通じる遊び心のある人しか来ないんだから全然大丈夫っしょ。

 

といったところでここからはしっかりとアスアスな話に入っていきます。

 

ボカッツ!!

変わるのは自分自身、変わることを人任せにするな!

コーチングであれ気功であれ、他人に内部表現(あなたのマインドや価値観)を書き換えてもらえば自分を変えることができると思っている人がいます。

これは半分正解ですが半分不正解です。

 

なぜなら人にはホメオスタシスの働きがあり、脳の無意識が内部表現をあなたの慣れ親しんだ現状であるコンフォートゾーンに維持しようとするからです。

 

例えば、一日中パソコンで仕事をしているせいで慢性的に姿勢が悪く腰や背中に痛みのある人がいます。

この人がとても腕のいい整体師のところに行って腰や背中の痛みが解消できたとします。

しかしこのような場合、たいていは数日もするとまた痛みをぶり返すことになります。

なぜなら、この人の体は姿勢が悪く痛みのある状態が現状でありコンフォートゾーンになっているからです。

 

もうひとつ例をあげます。

普段から体調のいい人が何かの拍子に腰を打ってしまいひどい痛みが出たので、とても腕のいい整体師のところに行ったら腰の状態が良くなりました。

この人の場合は、痛みがぶり返してきません。

なぜなら、この人は腰に痛みのない状態が現状でありコンフォートゾーンになっているからです。

 

違いがわかるでしょうか。

簡単に言えば

前者は悪い状態がたまたま良くなったけど元に戻った。

後者は良い状態がたまたま悪くなったけど元に戻った。

こういうことです。いずれにしても元に戻るのです。

 

では、前者の人が元に戻らないためにはどうしたらいいのでしょうか?

それは、良くなった状態の方を現状にすることです。

今までの現状に戻さないことです。

良くなった状態を現状にするには、習慣や行動などを今までとは変えていく必要があります。

 

前者の人の例でいえば

・パソコン作業中の姿勢を良くする

・作業中にこまめに休憩時間を取りストレッチや体操をする

・運動する時間をつくって良い筋肉をつける

・寝る前にストレッチなどで体をほぐす

・普段からリラックスするように心がける

・自身の体形や食事に気を配る

・パソコン作業時間を減らす

・いっそのこと仕事を変える

などなど、具体的に行動や習慣を変えていくことで現状を動かすことが出来るのです。

ようは良くしてもらった後に、このような行動を自分でやる必要があるということです。

 

もともと良くない状態の人が、良くしてもらったからもう大丈夫と思うのは大間違いです。

良くしてもらったら、ホメオスタシスで現状に戻されないための行動が必要なのです。

行動と習慣を変えるのは自分自身

このことはコーチングでも気功でも一緒です。

たとえコーチングで内部表現を書き換えてもらってとてもいい状態になったとしても、それであなたの現状が変わったわけではありません。

脳の立場から見れば「コンフォートゾーンがいつもと違う場所に行っている、だから戻さなくてはいけない」とホメオスタシスを働かせることになるです。

 

腰の痛みのある前者の例と一緒です。

良くなっても、そのまま良い状態であるための行動を何もしなければすぐに戻るのです。

だからコーチングを受けることも大事ですが、コーチングの後にどう行動するかがさらに大事になってくるのです。

 

冒頭で、コーチングであれ気功であれ、他人に内部表現(あなたの価値観)を書き換えてもらえば自分を変えることができるというのは半分正解ですが半分不正解ですと話しました。

 

半分正解と言うのは、今の現状から抜け出して自分の望む現状の外への変化をコーチングを受けることで感じられること。これはとても効果的です。なぜなら自分ひとりでそこまで行くことはなかなか難しいからです。腰の痛みでも自分でどうにかするのは大変ですが優秀な専門家に見てもらえば良くしてもらえることと一緒です。

 

半分不正解というのは、たとえその時に良い状態になってもあなたが変わるために行動をしなければすぐに戻ってしまうということ。

 

コーチングでコーチはあなたをあなたの望む方向に導いていく働きをしますが、実際に行動するのはあなたです。

自分では何もしようとせずにコーチングさえ受ければ何とかなると思っているのは大間違いなのです。

書き換わるのは一瞬かもしれませんが、戻るのも一瞬です。

 

自分を変えるために行動するのはあなた自分自身です。

 

ただしコーチングであれば、コーチがコーチングの後もあなたを徹底的にサポートしていきます。

なぜなら、コーチはあなたの現状が移行していくまでに時間がかかること。またホメオスタシスが現状に戻そうとする働きをすることがわかっているからです。それを理解した上でホメオスタシスを味方につけてどんどん良い方向に移行させていきます。

 

しかしコーチがどんなに優秀であれ、あなたが何もしようとせずにただコーチングを受けているだけでは、それはあなたにとって単なる気分転換にしかなりません。

 

まぁ、僕のコーチングを受けたらいやでも行動する気にはさせますが、それにしたって実際に動くのはあなた自身です。コーチは魔法使いでも魔術師でもないので遠隔であなたの行動を誘導したりはできません。

 

あなたが変わりたかったら、人任せにしたり何かにすがったりしないで、まずは自分から動く習慣を身に着けていきましょう。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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