
前回の記事は「引き寄せの法則と潜在意識③マイナス思考を取り除く方法」でした。
自分を内観することで、無意識にあるあなたのマイナスの思い込みを意識に上げることができ、そのマイナスの思い込みをプラスの意識に書き換えることで、あなたの中にあるネガティブなマイナス思考が減っていきます。
その結果、あなたは普段からプラス思考するのが当たり前の人間に変わることができ、しかもプラス思考になることで気の流れも良くなり心身ともに元気にもなる、ということを説明しました。
私たちは、自分たちが無意識に考えたりしたりしていることには、それが習慣となっているがゆえに当たり前すぎて普段は意識にあがってきません。
要は自分が無意識でしているから、していることに意識が向かうことがないため気が付かないのです。
しかし、自分を観察して見つめなおす時間を持つことで、その無意識にしていたことや自分の本当の気持ちに気が付くことが出来るのです。
そして無意識にしていることが意識に上がってしまえば、あとはあなたの意志で自分が理想とする行動や思考に書き換えが可能になります。
だがしかし、今まであなたがしてきた習慣を書き換えるには強い意志の力が必要となります。
なぜなら、習慣というのは無意識の行動なので、書き換えることを意識していない時はその習慣の行動が自然と出てきてしまうからです。
ホメオスタシスの働きです。
なので、行動パターンや思考パターンとして刷り込まれている習慣を変えるのは、言うほど簡単ではないのです。
引き寄せの法則と潜在意識④変性意識を活用する
で、ここで潜在意識の出番です。
習慣を変えるためには、(顕在)意識に上がった自分の変えたい習慣を意識して行動し続けることで潜在意識にその変えたいパターンを刷り込んで新しい習慣にするのが正攻法なのですが、この正攻法にある方法をプラスすることで、潜在意識への刷り込みがより速く強力になります。
その方法とは、潜在意識に直接伝える方法です。
潜在意識にあなたの想いや願望を直接伝えることで、潜在意識への刷り込みがより速く強力になるのです。
ということで、今回は潜在意識にあなたの想いや願望を直接伝える方法を書いていきます。
私たちが普段使っている意識は、人によっても違いますがだいたい意識の10%が顕在意識で90%が潜在意識と言われています。
そして、これもだいたいですが起きて活動している時は顕在意識が働き、眠っている時は潜在意識が働いています。
まぁ、起きてる時は頭(意識)を働かせて、眠っている時は頭(意識)が休んでいると思ってもらえればわかりやすいですね。
ただし、起きている時でも直感やひらめきといった形で潜在意識も働く時があります。
で、潜在意識にあなたの想いや願望直接伝える方法ですが、眠っている時に潜在意識が働いているので眠っている時にあなたの想いや願望を潜在意識に伝えれば良いのです!!
しかし眠っている時に伝えれば良いのですと言われても、まぁ当然ながら「寝てるときは意識がないからそれは無理っしょ」ということで別な方法をお伝えします。
ずばり、眠りの前後の時間を活用します。
起きている時間と眠っている時間にも境い目があります。
今まさに眠りに落ちようとしている時、うつらうつらしながら朝の目覚めを迎える時。
その時間を活用します。
その時間は顕在意識と潜在意識が切り替わる時で、普段はしっかり分かれている顕在意識と潜在意識の境界線がその時間だけあやふやな感じになっています。
境界線があやふやだから、考えてることが潜在意識にも入りやすくなります。
この境界線があやふやな時間を利用することで、普段は顕在意識だけで考えていることが潜在意識に直接ダイレクトに伝わりやすくなるのです。
変性意識状態を活用する
この顕在意識と潜在意識の境界線があやふやな意識になっている状態を変性意識といいます。
なので、要は変性意識になっている状態を利用して、あなたの想いや願望を直接潜在意識に刻み込むというわけなのです。
そして人間は誰しも眠りの前後の時間には深い変性意識の状態になるので、その時間を活用するということなのです。
この変性意識ですが、実は私たちが起きている時間でもよくなっていたりするのです。
何かに没頭している時や、映画や小説やゲームなどの非現実世界に浸っている時は変性意識状態になっています。
また、トレーニング次第で好きな時に自分を変性意識状態にすることも出来ます。
変性意識については、以前にも記事を書いているので、参考にしてください。
ということで、変性意識状態を活用して潜在意識にあなたの想いや願望を直接伝えることで、潜在意識への刷り込みがより速く強力になるのです。
で、変性意識状態を使えばいいということがわかったところで、次に伝え方についてもお話しする必要があります。
潜在意識にあなたの想いや願望を直接伝えるにも、伝え方というのがあるのです。
その伝え方を説明したいところだったのですが、今回はお時間となってしまいましたので、それは次回ということにさせていただいます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。