
自分で自分をコーチングする
エナジーカウンセラー/パーソナルコーチのMASAMICHI FUKUSAKAです。
前回の記事「コーチングとは」でコーチングを紹介しました。
コーチングの名前の由来である馬車に乗せたお客さんを目的地に導くように、
クライアントを「理想の自分」に導いていくことがコーチングにおけるコーチの役割です。
前回の記事の最後に
私たちコーチがコーチングを学び始めた時に、コーチングの技術を自分で自分自身に使う「セルフコーチング」をしてコーチングの効果を実感していくというお話しをしました。
今回の記事のテーマはその「セルフコーチングとは」についてです。
本田圭佑選手のリトル・ホンダ
セルフコーチングを説明する時に僕が好んで使う話しとしてサッカー日本代表に何度も選ばれている本田圭佑選手のインタビューがあります
本田選手は2014年1月8日、イタリアの名門チームACミランに入団する会見のインタビューで、なぜACミランを選んだかを質問された時にこう答えました。
「心の中で、私のリトル・ホンダに聞きました。『どこのクラブでプレーしたいんだ?』と。そうしたら、心の中のリトル・ホンダが『ACミランだ』と答えた。そういう経緯があって、ACミランに来ました。」
この本田圭佑選手が自分自身としている会話がセルフコーチングになります。
本田圭佑選手の心の中にいるリトル・ホンダが、本田選手のコーチングのコーチになります。
自分の中にコーチが存在する
「セルフコーチング」とは、あなたの中にコーチングのコーチがいることです。
セルフコーチングとは、コーチングでコーチがクライアントにすることを、“自分が自分自身”に対して行うことです。
本田圭佑選手の場合、本田選手の中にいるリトル・ホンダが、本田選手の能力と可能性を信じコーチングで正しい方向に導き夢や目標を達成するための味方になってくれているのです。
本田選手と同じようにコーチングスクール生は「理想の自分」を目指し、セルフコーチングを日々繰り返しながらコーチング理論を自分自身に叩き込んでいきます。
セルフコーチングは自分自身を成長させるためにとても有効なので、セルフコーチングを使い始めると目に見えて人は変わってきます。
こうしてセルフコーチングをして体感したことを、コーチはお客さんが「理想の自分になる」ために使っています。
あなたは変わりたいですか
あなたが今の現状から変わりたいのであれば、セルフコーチングがおすすめです。
もちろんセルフコーチングをするにはコーチングの知識が必要ですし、プロコーチのような技術もないため、なかなか思うようにいかなかったり時間がかかったりすることもあると思います。
しかしコーチングを学びセルフコーチングをコツコツと地道に実行することで、少しずつでも自分自身を理想の自分に変えることができます。
あなたは、どんな自分になりたいですか?
あなたは、どんなことをしてみたいですか?
それは本気でなりたいんですか?
心の底から本気でしてみたいんですか?
もし本当に変わりたいのであれば、後はそこに方向を定めてセルフコーチングしていくだけです。
本気で変わりたい人は、是非セルフコーチングにチャレンジしてみることとをおすすめします。
次回はセルフコーチングの具体的な方法について書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。