
コーチングで人が変わる仕組み
エナジーカウンセラー/パーソナルコーチのMASAMICHI FUKUSAKAです。
僕の学んだコーチングスクールでは、カリキュラムの進行に応じていくつかのワークが出ました。
そのワークの中のひとつに、「1日1個、今までの自分だったら選ばない選択または絶対にしない行動を考えてやってみる」があります。
このワークは「ブリーフシステム」を書き換えるワークです。
ということでいきなりですが、今回はこのブログを使って「1日1個、今までの自分だったら選ばない選択または絶対にしない行動を考えてやってみる」ワークをします。
このブログでは基本的に専門用語や難しい言葉を、あえて使わないようにして書いています。
ですが今回はワークとして、コーチングについて専門用語や難しい言葉をあえて使って書いていきます。専門用語の解説もしません。
では、どうぞ。
コーチングセッションでコーチは何をしてるの?
内部表現の書き換え
コーチングの定義は『クライアントの「ゴール設定」を促し、ゴール達成できる「マインド」をつくること』です。
ゴール達成できるマインドをつくるために、コーチは「言語」と「非言語」を使いクライアントの「内部表現」を書き換えます。
内部表現とはクライアントの「現実世界(現状)」です。
人は同じ空間にいても、ひとりひとり見ている世界、価値観、考え方が違います。人それぞれに違うリアリティがあります。「一人一宇宙」です。
そしてこの内部表現がクライアントの現実世界(現状)を決めています。
内部表現を具体的に言うと「ブリーフシステム」「ハビット」「アティテュード」「セルフイメージ」です。
内部表現を書き換えるのに必要になってくるのは、ゴール設定です。ゴールはクライアントが望む理想の世界です。ゴール設定するということは、内部表現を書き換える前に、どう書き換えるのか方向性を決めることです。だからコーチングはゴールありきの世界なのです。
ゴール設定をしたら、クライアントの現状の「コンフォートゾーン」をゴールの世界のコンフォートゾーンに移動させてていきます。
現状からゴールの世界にコンフォートゾーンを移動させようとすると、脳の「無意識」が「ホメオスタシス」を発動して現状に引き戻す働きをします。ホメオスタシスはDNAレベルで脳に埋め込まれている機能なので私達にはどうすることもできません。
ゴールの臨場感
ホメオスタシスに対抗できないならどうするか?ホメオスタシスを味方につけます。
具体的にはゴールの世界の「臨場感」を高めていくことで、脳の無意識にゴールの世界を現実世界(現状)だと思い込ませるのです。そうすることでホメオスタシスがゴール側の世界を現実世界(現状)だと勘違いし、クライアントのコンフォートゾーンをゴールの世界に移動させてくれるのです。
ここで大事なことはゴールの世界の臨場感です。ゴールの世界に臨場感がなければホメオスタシスの勘違いは発動しません。
ゴールの世界に臨場感を持たせるための技術が「アファメーション」「セルフトークのコントロール」「ビジュアライゼーション」であり、これはクライアント自身が日々行っていくことになります。
ゴールの世界の臨場感の他にもう一つ大切な要素があります。それはそのゴールがクライアントが本当に心の底からやりたいことなのかどうかということ。
そしてもちろんゴールはクライアントのやりたいこと→「want to」に設定し、しなければいけない→「have to」には設定しません。
ゴールの世界がwant toなことならば、脳の無意識も味方してくれます。逆にhave toなことには無意識が抵抗してきます。
コーチングですることは「クライアントにゴール設定を促し、ゴールを達成できるように内部表現を書き換え、ゴールの世界に臨場感を持たせるようにすること」です。そしてコーチングを受けることでクライアントはこの作業をコーチがいなくても自分でできるマインドになっていきます。
細かい部分を補足しようとすればキリがありませんが、だいたいのコーチングの基本的な流れはこのような感じです。
今回は専門用語だらけで、内容がわからない人もいると思います。
そんなあなたにおすすめする、コーチングの基本や実践方法がわかるセミナーが来週開催されます。僕もこのセミナーで講演します。
タイトル:「好き嫌いしなさい!~自分を変えたかったら何をしたいかはっきりさせろ~」
開催日:5月19日(土)
場所:東京都豊島区(詳細は申込者にお知らせします)
セミナー時間:14:00~17:00(開場13:40)
セミナー参加費:3,000円(税込)
セッション時間:17:20~18:00(別料金・6名限定)
セミナー+セッション参加費:8,000円(税込)
セミナーの詳細、お申込みはこちらのページから
⬇
http://ogawacoach.xsrv.jp/top/lp_ce_5-19
また今回のブログに使われている専門用語のほとんどは、苫米地英人さんが書かれた「コンフォートゾーンの作り方」を読めば理解できると思うのでおすすめします。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。